パスタが辛すぎたときのオリーブオイルを使った対処法

パスタが辛すぎたときの味方オリーブオイル

パスタを作ったとき、思ったよりも唐辛子が効き過ぎて、困ったことはありませんか?

そんな時、我慢して食べるのでは無くて、オリーブオイルをかければ、辛さが和らぎますよ。

手などに付いた辛くて痛い成分も、オリーブオイルで落とすことが出来ます。詳しくご案内させていただきます。

 

辛すぎるパスタとオリーブオイルの役割

唐辛子は、種類や産地によって辛さの強弱が違います。

日本で売られている鷹の爪に比べて、イタリアの一般的な唐辛子は小ぶりです。

でも、パスタを作るとき、いつも使っている日本の鷹の爪の量と同じくらい入れたら、大変な辛さになります。

イタリアの唐辛子は、こんな感じで1cmくらいなのですが、辛いです。1個で鷹の爪一本分以上の辛さパワーがあるかも知れないです。

私は、日本の鷹の爪に少し酸味を感じることがあります。ですから漬物とかに使えると思うのですが、イタリアの唐辛子で、一般的にパスタに使用するものは、辛さ一本勝負、小粒でも辛いです。

さて、この辛すぎるパスタを出来るだけ食べ易くするためには、オリーブオイルをかけることをお勧めします。

オリーブオイルをかけると、辛さが和らぎます。辛さが丸くなる感じですね。何もかけないときよりも食べ易くなります。
この尖った味を和らげるオリーブオイルの使い方は、塩辛すぎたときにも使えます。

ちょうどさっき、唐辛子を練り込んだスパゲッティを味見したのですが、左の茹でただけのものよりも、右の茹でた後にオリーブオイルをまぶした方が、食べ易かったですよ。

オリーブオイルをかけることに、パスタから辛み成分を取り除く効力は、お料理の場合無いと思うのですが、手などに付いた辛い成分を、オリーブオイルで落とすことは出来ます。

辛さ成分は水で無く、オリーブオイルで洗う

辛み成分の「カプサイシン」は、油で溶ける成分のため、手などに付いた辛み成分は、オリーブオイルを石けんのように使ってから、水で流すと取り除けます。

水だけで取り除くことは出来ないので、手を洗ったからと言って、顔を触ったら痛いのでご注意下さい。

お料理の場合は、油で溶かしても、洗い流すことは出来ないので、辛み成分を減らすことは出来ないと思います。オリーブオイルの役割は、あくまでも「辛さを和らげる」までです。

こちらに以前読んだエピソードがあります。このことをご存じで無く、お子さんを触ってしまったらしいのです。
さぞかし驚かれたと思います。大事に至らなくて良かった。

家が揺れるほど、泣き叫び暴れ始めた10歳の息子 その原因に「知らなかった」「怖い」

「辛いときには、冷たい水を飲む」これが一番効きそうですが、実は逆効果なんです。

辛み成分の「カプサイシン」は、水では溶けませんので、水を飲むと、水に乗って辛み成分が広がってしまいます。

辛さが和らいだように思えるのは、怪我などの時に、冷やされることによって、痛みが和らぐのと同じ理由のようですよ。

辛みって「味覚」では無くて、「痛覚」らしいです。

 

パスタが辛すぎたときに使うオリーブオイル

さて、パスタが辛すぎたときにかけるオリーブオイルですが、できれば美味しいオリーブオイルを使っていただきたいです。

でも、緊急事態だったら、そんなことは言ってられないかも知れないですね。すみません。

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献立に困ったとき、食材切ってオリーブオイル。根菜塩揉みにしてオリーブオイル。塩茹でしてオリーブオイル。

上の写真は、キュウリとハムを切って、オリーブオイルをかけただけなのですが、ほんと美味しいです。

喜ばれる手抜き料理。毎日の献立考えるの大変ですものね。私も夕食を作ることが、よくあるのですが、冷蔵庫に材料が無い場合とか困るじゃ無いですか?そんな時によくやります。

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まとめ パスタが辛すぎた時に役立つオリーブオイル

辛すぎたパスタは、オリーブオイルをかければ、辛さが和らぎます。辛さの感じ方が、少しゆっくりになるような感じです。

手などに付いた場合は、オリーブオイルを石けんのように使ってから洗い流すと、辛み成分を取り除くことができます。

辛み成分の「カプサイシン」油で溶けます。でも、水では溶けませんので、水で洗っただけでは辛み成分が落ちません。

ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。