オリーブオイルと一般的な食物油の違いを簡単にご案内します

搾りたてのオリーブオイル
こんにちは、

 

ヒナタノという
お店を営んでいます。
加藤と申します。

 

オリーブオイルとか
美味しいもの
自分で探して
お届けしています。

 

オリーブオイルって
ほかの油と何が違うのか

 

体にいいらしいけど
結構お値段高いし
なんで?

 

こんな疑問に
お答えします。

 

オリーブオイルのうち
美味しくて体にいいのは
エキストラバージン
オリーブオイルと
呼ばれているものです。

 

このエキストラ
バージンオリーブオイル

 

ほかの食物油と
製法が違うのです。

 

まず、一般的な
食物油の作り方から
ご紹介します。

 

菜種、ごま、ひまわり
色々な食物油は
種や実から作ります。

 

潰して搾るのですが

 

液体にした後
油分と水分を
分離する必要があります。

 

分離させずに
混ざったままだと
美味しくないし
危ないです。

 

水分が入っている
食物油で

 

天ぷらとか揚げたら
水分が飛び跳ねます。

 

この水分と油分を
分けるのに行われるのが

 

加熱です。

 

搾った油を
油分と水分が
混ざっている状態で
加熱して

 

水分を水蒸気にして
飛ばしちゃいます。

 

でも、加熱すると
油っぽくなって
しまうんです。

 

油だから、
油っぽいのは、当たり前

 

そう思われるかも
知れませんが、

 

加熱しないで
作られている
木の実のオイルと
比べてみれば
違いを実感できます。

 

それが、
エキストラバージン
オリーブオイルです。

 

エキストラバージン
オリーブオイルは

 

収穫してすぐの
オリーブの実を
潰してペーストにして

 

圧力かけて
ゆっくり搾ります。
搾りたてオリーブオイル

 

ゆっくりじゃ無いと
熱が上がっちゃうのです。

 

英語で
「コールドプレス」
日本語では
「低温圧搾」

 

こう呼ばれている
搾油方法で作られる
食物油は、

 

油っぽくありません。

 

最近では、
ごま油なども
コールドプレスで
作られているものも
あります。

 

いかに熱を上げないかが
大きなコツ

 

搾っている温度が
低ければ低いほど

 

フレッシュな味になります。

 

同じオリーブの実で
27度と25度、
この二つの温度帯で
搾った
エキストラバージン
オリーブオイルの味見を
したことがあるのですが

 

フレッシュ感が
全然違いました。

 

後味が全然違う
スッと流れて、口の中に
全然残らないのです。
搾りたてオリーブオイル

 

ですので
私は、25度以下で
仕入れたオリーブオイルは
保管するようにしています。

 

ご家庭での保管は
真夏でも
常温で大丈夫です。

 

搾油した後の
オリーブオイルは
劣化するのには
時間がかかるので

 

鮮度が良ければ
ひと夏くらいは
美味しくいただけます。

 

でも
日本で一般的に
売られている
エキストラバージン
オリーブオイル

 

ここまで温度管理
していないと思います。

 

お店に並ぶまで
いろんな経路を
経て行きますので

 

そこまで管理できないと
思います。

 

イタリアの農園から
飛行機で運んで
ちゃんと温度管理した

 

エキストラバージン
オリーブオイル

 

ご覧頂けると
嬉しいです。
オーガニックオリーブオイル農園

 

一番下に商品への
バナーを貼らせて
いただきました。

 

北イタリアの
200年続く
有機栽培農園から
お届けしています。

 

hinatanoリピート

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。