こんにちは、
ヒナタノという
お店を営んでいる加藤と申します。
自分で探したオリーブオイルなどイタリアの美味しいものお届けしています。
イタリアには、色んなものがオリーブオイル漬けで売られています。
瓶詰めなどが多いです。
日本で油漬けと言えばツナ缶くらいですよね。
それに、ツナ缶の油は、最初に捨ててしまうことが多くないですか?
イタリアの瓶詰めで、オリーブオイル漬けは漬けてあるオリーブオイルは捨てないでください。
漬かっているオリーブオイルには、色々な役割があります。
もともと、オリーブオイル漬けは保存食です。
オリーブオイルで、空気から遮断することで酸化や劣化を防ぎます。
昔の話ですが、ワインの酸化防止にもオリーブオイルを使っていました。
大きな容器に入っているワインの上からオリーブオイルを注ぎます。
オリーブオイルは、ワインより比重が軽いので、ワインの上にオリーブオイルの層ができます。
こうしてワインを空気の酸化から守ります。
ワインを取り出すときは、容器の下の方に付いている注ぎ口であったり、容器の上から、オリーブオイルの層を通過できる長さの管を刺して、ワインだけを取り出したそうです。
こんな感じで、瓶詰めのオリーブオイルは、空気を遮断する目的でローマ時代から使われていました。
瓶に入っているオリーブオイル漬けは、中身を使っているうちにオリーブオイルが少なくなったら足してください。
足さないと瓶詰めの中身が傷んでしまいます。
ジェノベーゼペーストなどは、空気に触れると劣化して黒くなるし、最悪カビちゃいます。
そして、漬かっているオリーブオイルに、漬けてある食材の旨みが出ていることもあります。
ドライトマトだったり、種抜きのオリーブ
それらは、オリーブオイルに色々な旨みが染み出ていますので、お料理の仕上げに使えます。
ですから、オリーブオイル漬けの瓶詰めも、本当はオリーブオイルのように温度などから守ってあげないと美味しくなくなってしまいます。
ずっと高温に置かれていたオリーブオイル漬けのオリーブオイルは、やっぱり油っぽくて美味しくないです。
でも、日本で瓶詰めは保存食。
一般的な流通品は、温度管理されてないと思います。
写真のアンチョビですが、エキストラバージンオリーブオイルと一緒に空輸しています。
全然油っぽく無いですよ。
一緒に運んでいるエキストラバージンオリーブオイルも、ご覧頂けると嬉しいです。
一番下に商品へのバナー貼らせていただきました。
16年で30,000本ほどご購入いただいているエキストラバージンオリーブオイルです。
北イタリア山奥の200年続くオーガニック農園からお届けしています。