フレッシュトマトでつくる絶品パスタ

写真は「シシリアンルージュ」というトマトと、そのトマトで作ったパスタです。とっても美味しかった。フィレッシュトマトのパスタは最高ですよね。

普通のミニトマトのパスタもそうなのですが、ちょっしたコツで美味しくなるし、簡単に作れるようになりますよ。

 

材料 2人前

1. パスタ 160g~200g
フレッシュトマトのパスタは、トマトの味がすごく濃く出るので、使用するパスタは、太め(1.9mm)以上やペンネなどショートパスタなどがおすすめです。

2. 加熱用トマト 100gくらい
ミニトマト大きいものなら5,6個 どのトマトを使うにしても「完熟」をお使いください。

3. 鷹の爪 小さいもの1個
これ必須食材です。出来ればイタリア産の粒が小さい唐辛子をお使いください。唐辛子が入っていないと、なんとなく味にしまりが無くなってしまうのです。
フライパンに入れるとき潰して使うのが一般的ですが、潰さずに使うと辛さが抑えられます。

4. にんにく 1/2かけくらい

5. エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1くらい
今回は、オーガニックのオリーブオイルを使いました。このオイルはトマトとの相性がとても良いです。

あとお勧めなのが、DOPモリーゼというオリーブオイルです。トマトとの相性は良いし、元々持っているオリーブオイルの味が、華やかな一皿にしてくれます。

・ブルーナ家の有機栽培エクストラ・バージン・オリーブオイル BIOLOGICA 500ml
・EXVオリーブオイル(DOP)「モリーゼ」750ml

6. オレガノやバジルの葉などのハーブ
今回は、シチリア産の枝付き乾燥オレガノを使いました

 

つくりかた

  1. 具材を仕込みます。

    トマトは、4か6等分しておきます。にんにくは粗みじんに。
    にんにくが苦手な場合は切らずに潰すだけで、後から取り除きます。

    トマトを切るときは、テーブルナイフなど「よく切れない刃物」を使ってみてください。
    調理中にトマトが潰れやすくなり、トマトの美味しさが出やすくなります。

    そして、ニンニクのみじん切りですが、一度潰してからスライスすると、簡単に粗みじんができます。

    こちらに、ニンニクのウンチクをご案内しています。
    写真入りアーリオオーリオの作り方 ニンニク編

  2. パスタを茹ではじめます。

    ここでパスタに美味しい塩味を付けることがとっても大事なんです。1%以上の塩で茹でてください。
    パスタを美味しく茹でるコツは、しっかりした塩味を付けることと、必要以上にかき混ぜないことなんです。

    そして、塩辛すぎたときの対処法もありますので、ぜひ思いっきり味を付けてみてください。

    こちらにパスタの茹で方をご案内しています。
    イタリアのパスタ職人さんから聞いた正しいパスタの茹で方
    パスタを茹でて塩辛すぎた時の対処法を簡単な順にご紹介します

  3. トマトに熱を加えます。

    美味しくなるまでの加熱所要時間は7~8分です。
    まず、オリーブオイルをフライパンに入れて、にんにく、鷹の爪を加えてから
    弱火で火をつけます。にんにくの色が変わり、香りが出てきたらトマトを加えます。

    • にんにくを取り除く場合は、トマトを入れる前に取り除きます。火を中火程度にして、塩をひとつまみ。

    • このお塩は、味付け用ではなくて早くトマトが煮くずれるように入れるものです。

      蓋をして、2,3分おいておきます。柔らかくなってきたら、スプーンなどでトマトをつぶして、できるだけ水気が無くなるまで煮込みます。

    • 唐辛子を取り除く場合は、このあたりで取ってください。

  4. 仕上げ

    茹で上がったパスタを、あまり水気を切らないでフライパンに入れます。※この時必ず火は消しておいてください。火を付けたままだと、パスタの食感が悪くなってしまいます。

    EXVオリーブオイル(定量外)をひと回しして、トマトとパスタを和えて、最後にハーブを加えたら出来上がりです

    ほんとうに簡単で美味しいですよ。

ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。