簡単な冷製パスタを御紹介します。
コツは、美味しい素材を使うことと、パスタの茹で方。
トマトもそうですが、"オリーブオイル"。これが大事です。
冷製パスタは、オリーブオイルの味をダイレクトに感じてしまうんですよね。
そして、パスタは、ちょっと特殊な茹で方をします。
ご存知かも知れませんが、イタリアには「冷製パスタ」はありません。
ミラノあたりの高級レストランで、メニューに載っているという話を聞いた事がありますが、これは例外です。
イタリアの人にとって、パスタは基本的に温かいお料理なので、冷製パスタの話をすると、眉をひそめて「何それ?」っていう顔をします(笑)
でも、シエナという町の近くにあるレストランに勤めている時、暑い日の賄いにサラダ風の冷製パスタを作ったら、みんな喜んで食べてくれました(笑)
(材料と下ごしらえ 2人前)
素材そのものの味を、塩とオリーブオイルでいただく品なので、繊細な味に合うように材料を選びました。
1.パスタ・・・・・・・・160g
味が繊細なのでフェデリーニ(1.4mm)かカッペリーニ(0.9mm)など、細めのロングパスタがお勧めです。
実は、パスタの名称はメーカーによって異なる場合があるので、茹で時間(6分以下)か太さ(1.4mm)以下のパスタとご理解ください。
私の品には、1,7mmのパスタしかありませんので、本日はディチェコ社のフェデリーニ(1.4mm)を使いました。
2.トマト・・・・・小さいもの2個
フルーツトマトが最適だと思うのですが、無ければ小ぶりで真っ赤に完熟した「甘さ」そうなものをお探しください。
小ぶりな物の方が、甘いもの(味が詰まったもの)に出会う確率が高いと思います。
以前ミニトマトで試したことがあるのですが、皮の感じが強く残りすぎて、今一つだったんですよね。
3.にんにく・・・・・小さい物1/2個
4.オリーブオイル・・・・おおさじ1
マリナコロンナ社のエクストラ・バージンオイル「DOP」モリーゼと隠し味にレモン風味EXVオリーブオイルを使用しました。
甘いトマトと、レモン風味EXVオリーブオイルって、とっても相性良いですよ。
5.バジルの葉・・・・・・1,2枚
フレッシュを使ってください。
新鮮な葉の中にある油分と言いましょうか、エキスが香りと味の決め手です。
この時は、フレッシュがなかったので、自家製の冷凍物を使いました。
冷凍バジルの作り方は簡単。収穫したバジルを粗みじんにして冷凍するだけです。
この冷凍バジルは、乾燥ものよりも全然美味しくて、イタリアではスーパーでも売られているくらい一般的です。
(つくりかた)
1. まず、大きめのボールにニンニクを擦りつけます。ニンニクを使うのはこれだけ。
2. トマトを1/8にさく切りして、ボールに入れて、軽く塩をしておきます。
3. パスタを茹ではじめます。
パスタは後から、冷水に浸すので、茹でる時の塩加減は、やや強めになさってください。私はお湯に対して塩を1,5%前後加えています。
また、パスタは茹ではじめてから3分くらいのところで、一生懸命かき混ぜますが、その後は、手を触れません。
パスタは、茹でている間にお湯の中に含まれる塩味で味を付けますので、あまりかき混ぜると削ぎ落とされてしまい、パスタに美味しい塩味が付かなくなります。
4. ボールに氷水を用意しておきます。
5. トマトをパスタに和える準備をします。
塩をふっておいたトマトから、水気が出てきたのを確認したら、オリーブオイルをボールに加えておきます。これは、パスタにあえるためのドレッシング作りと考えてください。
加える量は、大さじ2杯くらいでしょうか。良いオリーブオイルは、沢山入れても油っぽくなりませんから、思い切って多めに入れてください。
レモンオイルは、小さじ2,3杯見当です。
6. パスタを茹で上げます。
氷水で締まりますので、いつもの時間より少し長めに茹でます。パスタの形状や標準茹で時間によって変わってくるのですが、標準茹で時間が10分なら11分~12分くらいです。1割増し強という感じです。
茹で上げたらザルに取り、そのまま氷水の中へ入れます。この時に流水で洗ったりすると、パスタについている塩味がとれてしまうので行いません。
しかし、もし、味見してみて、パスタを塩辛く茹ですぎていたら、流水洗いをすると塩味を抑えられますよ。
氷水の中で熱が取れるまで待ちます。熱の下がりが悪かったら、氷を追加したりします。
7. 仕上げ
パスタがしっかり冷えたら、ザルにあげて水気を良く切って、トマトが入っているボールにパスタを入れて混ぜあわせればできあがり。
味見をしてみて塩などを加え味を調えてください。
慣れれば、簡単ですので、夏のお昼にオススメです。
ぜひ、お試しください。
ヒナタノ加藤昭広