簡単にできる冷製パスタを一品をご紹介します。
このレシピも、イタリアでレストランに勤めている時、まかないに作って好評でした。
サラダ仕立てにしたので、皿に盛りつけた後、お好みでパルメジャーノやバルサミコ酢、あるいはレモンを搾っていただきます。
あるいは、こちらの柑橘系のフレーバ付が付いたオリーブオイルでしたら、濃い柑橘の味わいもお楽しみいただけます。
マンダリンって、日本で言うところのミカンなのですが、これが、かなり美味しいです。
材料と下ごしらえ 2人前
サラダを作る感覚で、ボールに野菜を切っておき、その後パスタを加えて混ぜるだけの簡単なレシピです。
野菜の分量は目分量です。
「もう少し黄色が多い方がきれいかも」で、パプリカの黄色を加え、柔らかい食感が「もう少し欲しいかな」でトマトを追加。
こんな、軽いノリで選んでみて下さい。
ただ、具材の大きさを揃えた方が、塩味のバランスが取りやすいですよ。
ここが唯一のコツかも
パスタ
160g
フォークでザクザク食べられるサラダにしたかったので、ショートパスタにしました。
よく見ると2種類のショートパスタを使っているのが、お分かりになると思います。
この複数種類のパスタを使うと、見た目も華やかで楽しいですよ。茹で時間が違う場合は、先に茹で時間が長いパスタを茹で始め、時間差分後から、同じ鍋に茹で時間が短いパスタを入れて茹でちゃいます。
冷製パスタ以外、普通のパスタ料理にも使える方法なので、ぜひお試しになってみて下さい。パプリカ
赤と黄色1/2ずつくらい。
最初に5~7mmくらいに細長く切って、それから横に切り四角くミニトマト
5個くらいを2つ割りに。大きいものは4つ割りに
ツナ缶
80gの缶を半分くらい。
オイルは良く切ってください。オリーブの実
大さじ1,2杯。
タジャスカ・オリーブのEXVオリーブオイル漬け(種抜き)を使いました。モッツアレッラ
適量
白くて彩りも綺麗ですし、いっぱい入れると美味。パプリカと同じ大きさに切ります葉物野菜
適量。
一口大に手でちぎっておきます。
普通のレタスは水分が多いせいか、塩をふった後に、水分が多く出てきて美味しくなくなります。
グリーンリーフやサニーレタスなどを使ってみてください。オリーブオイル
大さじ1,2くらい
このレシピは、オリーブオイルで味が決まるようなものです。ぜひ、良質のエクストラ・バージン・オリーブオイルを使用してください。
ピュアオリーブオイルは、油っぽくなりますので使わないでくださいね。
つくりかた
下ごしらえをした野菜達をボールに入れておきます。
パスタを茹ではじめます。
パスタは後から、流水であら熱を取り冷水に浸すので、パスタ表面についた塩味が、かなり取れます。ですので茹でる時の塩加減は、強めに。特に今回は、前回と違い一度流水にかけますので、かなり塩味を強くしました。
私はお湯に対して塩を1,5%前後加えていますが、今回は2,5%前後だと思います。「塩辛くなりすぎたら」のご心配はご無用です。ちょうど良さそうな塩加減まで、
塩を洗い流せば良いです(笑)塩味を弱く茹でて後から塩を足す方法もありますが、火が入っていない後から足した塩味は、どうも尖っているように感じます。
茹で時間が違うパスタを複数使用する時には、時間をずらして茹でてください。
また、今回は冷水にさらすので、パスタが締まります。見越して、表示茹で時間より1,2分長く茹でてください。
パスタは茹ではじめてから3分くらいのところで、一生懸命かき混ぜますが、後は手を触れません。かき混ぜすぎるとパスタに美味しい塩味が付かなくなります。ボールに氷水を用意しておきます。
パスタを茹で上げます。
茹で上げたらザルに取り、ショートパスタは、冷えにくいので今回は水道の流水であら熱を取ってから、味見をしてOKだったらボールにつくった氷水の中へ。
仕上げ
パスタがしっかり冷えたら、ザルにあげて水気を良く切って、野菜が入っているボールにパスタを入れて、オリーブオイルを加えて混ぜあわせればできあがり。味見をしてみて塩などを加え味を調えてください。
夏の食卓に最適な一皿
ぜひお試しになってみてください。