ベーコンのパスタを美味しくするにはオリーブオイルが必要
とってもポピュラーなベーコンのパスタ。
調理法などレシピを見ると、オリーブオイルでベーコンを炒めるものが多いのです。
でも、ちょっと工夫をすれば、ベーコンのパスタパスタが、グンと美味しくなりますよ。
オリーブオイルはベーコンの旨みを引き出す
ベーコンには、お肉の旨みが詰まっています。特に塩とお肉だけで作ったイタリアのベーコン、パンチェッタは塩辛いくらい。
このお肉の旨みは、炒めただけではパスタに載ってくれません。
このベーコンの旨みは、温度変化によってベーコンの中から取り出すことができます。そのお手伝いをオリーブオイルが上手にしてくれます。
フライパンにオリーブオイルを注いで、そこに小さく切ったベーコンを加えてから、弱火で火を付けます。
ベーコンをオリーブオイルで温めて、キツネ色になったところで強火にして、白ワイン(無ければパスタのゆで汁)を加えると、ジューという音と共に、オリーブオイルの色が変わり、ベーコンから色が抜けます。
ベーコンの旨みがオリーブオイルへ移った瞬間です。そこへ茹でたパスタを絡めれば、ベーコンの旨みがしっかり載ったパスタの出来上がり。
もし、音がしなければ、フライパンの温度が低すぎたのが原因だと思います。
オリーブオイルは、ベーコンの旨みを出すスターターにもなり、パスタへベーコンの旨みを伝える橋渡し役にもなってくれます。
ニンニクの旨みを出すのもベーコンと同じ
この「オリーブオイルを使った温度変化で美味しくする」方法は、ニンニクを使ったパスタも同じです。
ニンニクのパスタを作るとき、ニンニクを炒めただけでは旨みが出ません。
先ほどご紹介した「ベーコンの旨みを出す方法」で、ベーコンをニンニクに置き換えてみて下さい。
ニンニクの旨みや香りが、一段も二段も美味しくなりますよ。
ベーコンのパスタを美味しくするオリーブオイルとは?
オリーブオイルは、ベーコンのパスタを美味しく作る名脇役になってくれます。
脇役ではありますが、できれば、ちょっと高価でも、美味しいオリーブオイルをお使いいただきたいです。
あるいは、せめてパスタの仕上げだけにでも。
美味しいオリーブオイルなら、塩茹でしただけのパスタも美味しくしてくれます。
そんなオリーブオイルをご紹介したくて、一番下に商品へのリンクを貼らせていただきました。
200年前から有機栽培を続けている北イタリア山奥の農園から、日本まで飛行機や定温庫を使って、美味しくお届けすることを大事にしているオリーブオイルです。
まとめ ベーコンのパスタが美味しくなるオリーブオイルを使った裏技
ベーコンのパスタを作るときに、ベーコンの旨みを出してから、パスタに絡めると美味しさが格段に上がります。
その旨みを引き出すスターターと、ベーコンの旨みをパスタに伝える役割をオリーブオイルがしてくれます。