ギフトに最適な本物のオリーブオイルの選び方

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

ギフト選びに悩んでいたら、ギフトに最適な本物のオリーブオイルを

本物のエキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)はギフトに最適だと思います。

本物のオリーブオイルは、おいしくて健康にも良いし、ローマ時代からあかちゃんの補助食としても使われていたくらいですから、ギフトとしてどなたにお贈りしても喜ばれる品だと思います。探し方や注意したいことをご案内します。

 


 

ギフトに使える本物のオリーブオイルの選び方

オリーブオイルはオリーブの実の生搾りジュースです。
生搾りジュースですので、ワインほどではありませんが丁寧な管理が必要です。
管理が悪いと、本来本物のオリーブオイルが持っているはずの良い成分が失われてしまいます。

ギフトに使われる際には、鮮度の良い本物のオリーブオイルを選ばれることをおすすめします。

 

オリーブオイルが劣化する条件と内容をご案内した記事です。ご参考になれば幸いです。

オリーブオイルが熱によって劣化する 遊離脂肪酸編
オリーブオイルが熱によって劣化する ピロフェオフィチンa編
光がオリーブオイルを酸化、劣化させる理由

オリーブオイルギフトラッピング

そのようなギフトにふさわしいオリーブオイルは、専門知識のあるオリーブオイル専門店などでお求めなることをおすすめします。そういうお店でしたらギフトにも慣れていると思うので、オリーブオイルのギフト探しに大事な、もうひとつのポイントも相談できると思いますよ。

 


 

イタリアで学べなかったこと、ギフトラッピング

デパート包みってご存じですか?箱をラッピングする際に回しながら斜めに包んでいくやりかたです。実際に自分でやってみると非常に難しい。

あの技術はイタリアにはありません。イタリアに行く際に持って行く手土産で、彼らが一番驚くのがデパート包みです。

でも、デパート包みに気づかない人は、その場でビリビリ包装紙を破って開けます。破って開けるのはイタリアでは失礼にならないのですが、そのため包み方にこだわらないのでしょうね。

 


 

本物のオリーブオイルでもギフト選びに注意したいこと

オリーブオイルに限らず、食べ物をギフトとして贈るときには味が気になります。ギフトにお贈りする方の味の好みなども考えてしまい、結果無難な品に。

ギフトに使用するオリーブオイル探す際には、やはり味も気になります。高級だからギフト向けのオリーブオイルだろうと思って選んだら実は辛すぎた。これは、良くある話です。

イタリアでは、オリーブオイルのポリフェノールの含有量を増やして、商品価値を上げようとしている生産者がたくさんいます。このポリフェノールは、辛味苦味の基になる成分です。商品価値の高い高級なオリーブオイルが、実は辛かった。こうなる場合があります。

パンとオリーブオイル

ギフト用のオリーブオイルには、辛味苦味が控えめなマイルドなオリーブオイルがおすすめです。マイルドなオリーブオイルは、オリーブの実が完熟してから収穫して搾るため、フルーティーな味のオリーブオイルです。

ただ、マイルドですから抗酸化物質のポリフェノールが少なめ。美味しく運ぶには、ちゃんと管理が必要です。
マイルドでフルーティーなオリーブオイルで、イタリアの産地と同じ味わいのオリーブオイルは、実は日本には少ないです。ギフトにいかがでしょうか?

 


 

まとめ 本物のオリーブオイルはギフトに最適と思う理由

オリーブオイルは、健康に良い成分がたくさん含まれていてギフトには最適な食品です。ただしワインほどではありませんが、温度などから管理してあげないと味が変わってしまう。ちゃんと管理されたオリーブオイルは専門店などで探すのがおすすめです。

オリーブオイルの生産者は、商品価値を上げようと高ポリフェノールのオリーブオイルを作る傾向があります。高ポリフェノールになると辛味苦味が強めのオリーブオイルになり、ギフトにするには使いにくいオリーブオイルです。マイルドでフルーティーなオリーブオイルの方が、ギフトにお使いになるにはおすすめです。

 

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。