オリーブオイルの味のタイプと自分に合った味の選び方についてご説明します。

マイルドで美味しいオリーブオイル

オリーブオイルの味のタイプ

エキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)を買うとき、
このオリーブオイルは、マイルドとかストロングとか書いてある場合があります。
でも、これではどういう味か想像しにくいですよね。

どのように考えれば良いのか、自分の好みの味に近づけるのか、お役に立てるように考えてみたので、ご参考にしていただければ幸いです。

 


 

オリーブオイル。味のタイプ考えないで食材をイメージ

お店にオリーブオイルを買いに行ったとき「このオリーブオイルはストロングタイプです。」
と言われれば、何となく味が強そうと思えますが、ミディアムと言われるとイメージ付きにくいですよね。
ミディアムと言われて買った見たら、以外に強かったり弱かったりというご経験もお有りかと。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

マイルドやミディアムなどの味の判定は、専門家が、ものすごく多い種類を味見した上で判定しています。
オリーブオイル全体のうちでこれくらいの位置という相対評価になります。

でも、お知りになりたいのはご自分の好みの味かどうかだと思います。
そこで、あわせるのに最適なお料理や食材を基準にして考えるのが良いと思いますが、いかがでしょう。

お店やWebショップなどで、そのオリーブオイルは、どのようなお料理にあいそうかを聞かれて、ご自分が好きな食材やお料理でしたらきっとお好みの味に近いと思います。

 


 

オリーブオイルの味、表現方法が難しい

オリーブオイルの味を表現するものに
「カルチョフィー(アーティチョーク)の香りがする」とか書かれている場合があります。
※実は、生産者からの進言で私も書いたことがあります。

でも、日本人でフレッシュのアーティチョークを味わったことのある人は、そんなにいないではないですか。
ですから、私がオリーブオイルの味のご案内する場合は、お好みの料理や食材を伺うようにしています。

お肉とお魚は、どちらがお好きですか?
お肉は白身系と赤身系、どちらがお好きですか?
では、このオリーブオイルが、お好みかも知れません。こんな感じです。

この方法は、お客様にとって分かりやすいみたいです。

オリーブオイルは、オリーブの実のジュース

 


 

オリーブオイルの味。マイルドでもストロングでも温かい料理に使えば

オリーブオイルの味を気にされるのは、きっと「辛すぎたらどうしよう」「苦すぎたらどうしよう」でも「味がしないのは嫌だし」こんな感じでしょうか?

では、もし味が濃いめがお好きでしたら、ご自分の上限リミットをイメージしてみて買われるのはいかがでしょう。
もし、強すぎたら、あわせ方をご紹介した記事もございます。

ご参考:オリーブオイルの味が辛かったり苦かったりする理由と、その味で売られている理由をご案内します。

それに、辛み苦みは、ポリフェノール由来ですから、時間経過と共に弱くなっていきますし、パスタなど温かいお料理に使えば、辛み苦みは飛んでしまいます。

 


 

オリーブオイルの味のタイプと好みの味を見つける方法についてのまとめ

オリーブオイルの味は、マイルドやストロングなどの味のタイプよりも、”どのような食材やお料理にあうか”で探されるのが良いと思います。お買い物をされる際に、そのようにお聞きになられるとお好みの味に近いかも知れないです。

万が一、味が強すぎた場合は対処法がありますし、温かいお料理に使えば辛み苦みは飛んでしまいます。

ご自分のお好みの品を見つけるご参考にしていただければ幸いです。

 

鮮度が良いエキストラバージンオリーブオイルなら、多少辛み苦みが強くても、味の奥の方にフレッシュ感がありますので
味の個性として受け入れられることが多いと思いますよ。

hinatano 加藤 昭広

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。