オリーブオイルは空輸が美味しい理由をご説明します。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

オリーブオイルの美味しさは、空輸と船便(温度管理したコンテナ)で差が出る?

輸送方法によって食品の味に差が出るのをご存じですか?

揺られると劣化するワインと違い、オリーブオイルの場合は、温度管理された船便のコンテナ(リーファーコンテナ)と航空便では、一見品質に大差ないように思えます。
でも、実は、飛行機で運んだ方が美味しい、エキストラバージンオリーブオイル特有の理由があります。

 


 

美味しいオリーブオイルには空輸が一番

エキストラバージンオリーブオイルは農産物であり生鮮食品です。鮮度が良いと美味しいです。

日本へ運ぶ際に船便のリーファーコンテナを使用すると、コンテナ内は概ね15℃です。
飛行機で運んでも貨物室は同じような温度帯。

では、何が違うかと言いますと”時間”です。
「そんな分かりきったこと。」と思われないでください。もう少し理由があります。

マイルドで美味しいオリーブオイル

エキストラバージンオリーブオイルは、10℃から15℃で保管するとほぼ搾りたての状態と言われますが
hinatanoで取り扱うオリーブオイルはデリケートなタイプですので理想的な温度は10℃前後です。

出典:The Effect of Storage Conditions on Extra Virgin Olive Oil Quality 助成および実施機関:オーストラリア地方産業調査開発公社とオーストラリア・オリーブ協会

出典:The Effect of Storage Conditions on Extra Virgin Olive Oil Quality
助成および実施機関:オーストラリア地方産業調査開発公社とオーストラリア・オリーブ協会

 

ですから、工房で瓶詰めしたあと少しずつ変化していきます。
美味しく召し上がっていただくためには、どれだけ早くお客様にお届けするかが大事になります。
船だと日本まで45日、飛行機なら11時間。つまり鮮度のために時間節約。飛行機が一番良いと言うことです。

ブルーナの有機栽培オリーブオイル

 


 

オリーブオイルの美味しさは鮮度が大事

エキストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実の生搾りジュース。鮮度が良ければ良いほど美味しいです。
お野菜をイメージして下さい。新鮮採れたてと、冷蔵庫で保管したものは、やはり違いますよね。

私は野菜ジュースのように飲めるオリーブオイルをお届けしたくて2007年からこの輸入方法を取っています。

 


 

美味しい空輸のオリーブオイル。鮮度が良いから長持ちする

鮮度が良いので長持ちもします。これもお野菜と一緒。
エキストラバージンオリーブオイルは、瓶詰めしてからだんだん変化していくわけですから、船で運ぶより40日以上早く届く航空便は、単純計算で同じ日数分美味しさが長持ちする計算になります。

航空便は輸送料がもの凄く高いのですが、通関や輸送を自社でやってコスト削減していますので、巷にある船便の同等品と同じ程度の価格です。何度も利用していただいているお客様からは、安いと言っていただいております。
宣伝です。すみません。

 


 

オリーブオイルは空輸が美味しい理由のまとめ

1.エキストラバージンオリーブオイルは農産物であり生鮮食品。工房から届く時間が短い方が美味しい

 

美味しくて新鮮、安心安全な200年続く有機栽培農園から最短距離でお届け

hinatano 加藤 昭広

 

hinatano

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。