今が旬!夏野菜と言えばカポナータ


 

フランスではラタトゥイユ、イタリアでは、カポナータと呼ばれる野菜のトマト煮。初夏からナスが美味しくなる秋まで楽しめるお料理ですよね。

主菜にも副菜にもなる食卓の優等生。私は、作るとき写真のように大量に作ります。これでも一家四人で3食分くらいです。

つい、野菜嫌いの人達向けに少しアレンジしました。唐辛子を止めて、玉ねぎを多めに炒めて甘さを強くしたら、大当たりだったので、ご紹介させていただきます。

 

美味しくなるポイントは、
・ちょっと火の入れ方を変えて、野菜の味や食感を調整したり
・早くトマトの水分を飛ばすか
こんな感じだと思います。

 


調理時間

00:40

材料
(だいたい4から6人前)


  1. ズッキーニ

    中から大1本。
    これを縦に2つに割って1cmの厚さに切る 

  2. なす

    中2個
    これを縦に4つに割って2cm厚に切る

  3. パプリカ

    中から小のものを赤と黄色1個ずつ。
    これは1~1.5平方センチの大きさに

  4. たまねぎ

    小2個 1/2個はみじん切り
    残りは粗みじん

  5. ホールトマト

    1缶 内容総量400gのもの。
    芯を抜いて手で軽くつぶしておく

  6. にんにく

    1かけ
    2つに割ってから、つぶして粗みじん

  7. 唐辛子

    小1個

  8. オリーブオイル

    おおさじ2から3

  9. 適量

  10. バジル

    2,3枚


つくりかた

  1. フライパンにニンニクと唐辛子を入れて、オリーブオイルを注ぎます

    私は唐辛子をほぐしてしまいますが、辛いのが苦手でしたら、粒のまま入れて香りがついたら取り出します。もし、小さなお子さんがいらっしゃるなら、唐辛子無しにされてください。

  2. 火を弱火でつけて、にんにくがきつね色になってきたら、みじん切りの玉ねぎを入れます

    この玉ねぎは、甘みを出すためのものと考えて、弱火でじっくり炒めます。15分程度経過したところで、色が飴色に変わってきたら残りの粗みじんの玉ねぎを加えます。

  3. 透明になりはじめたら、なすを加えます

    そして、ここから中火。

  4. なすがやわらかくなりはじめたら、パプリカ。そして最後にズッキーニを入れます。

    入れる順番と、それぞれ炒める時間は、その野菜がどういう味になってほしいか、どういう食感になってほしいかで決めています。
    私は、

    • たまねぎ  甘みとプリっとした食感
    • なす     しっとりとして濃厚な味わい
    • パプリカ   甘み。できれば多少シャキッとした感じ
    • ズッキーニ  ほくほく感

    といった感じに仕上がってほしいと思って作っています。

  5. ここで塩を加えます

    大事なことは、この時点で美味しい野菜炒めになっていることだと思います。これにトマトのうま味を加えて、さらに美味しくしようという足し算のような考え方です。

  6. トマト缶を加えて、中火以上で一気に煮詰めます。

    時間をかけすぎると、ズッキーニやパプリカが柔らかくなり過ぎちゃうんです。

  7. 水分が飛んだら、火を止めて、最後にバジルを粗みじんにして加えます


以上で調理時間は40分くらいだったのですが、火力やフライパンの材質等で所要時間は変わってくると思います。ご参考になれば嬉しいです。

ヒナタノ 店主 加藤 昭広

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。