今週末、再び中部地方に伺います。
イタリアの食や作り手について、いろいろご案内したく存じます。
お近くにお越しの際にはお立ち寄り頂けますと幸いです。
○8月22日(土)13:00~ザ・コンランショップ 名古屋店
○8月23日(日)11:00~ドロフィーズインテリア(静岡県浜松市)
さて、オーガニックのオリーブオイルについて、第2回目の「オーガニックのオリーブオイル行程派」の方の記事のUPが遅れてしまっております。申し訳ございません。あれこれ書いていくうちに、ものすごく長編になってしまったのでただいま推敲中です。申し訳ありません。(苦笑)
本日は、そのさわりだけでも。
写真の下草たっぷりの農園は、今回ご紹介する予定のオーガニックのオリーブ農園です。冬の写真なのですが、これは下草を放置してあるわけでは無くて季節的な要因から来るものです。この下草は、6月から7月にかけて全て手作業で刈り取ります。
もう一枚が同じ2月の除草剤を使用しているオリーブ農園。私はこの農園とは取引しておりませんが、よくある風景です。下草はほぼ生えておらず、耐性のある植物だけ生えています。
イタリアも農薬関係の使用量は法律で規制されています。下の写真も基準内と思います。しかし、私の取引先でオーガニック生産を行っていないところは、同じ時期にもっと下草が残っていましたので生産者によって使用量の強弱があるのではと想像しております。
聞いた話ですが、オリーブ生産で1番かかる経費は人件費。木自体は手入れをちゃんとしていれば、何百年も生きるわけですので、「除草」「剪定」「収穫」に費用がかかるらしいです。除草関係の費用を抑えようとすると、こうなるのかなと思っています。私が取引先の畑を必ず見に行くのもこういう事を見るためです。
余談ですが、オリーブの木に関しては生一本ずつ所有者が登録されていて、相続も行われているらしいです。不動産資産みたいなものですね。
さて、週末の準備が整いましたら、続編「オーガニックのオリーブオイルが最高さ!」と言っている人のお話を書き上げます。
株式会社 il Bianco 加藤