ジェノベーゼペーストの市販品で美味しいものの見分け方

2014-05-06
こんにちは
イタリアで

 

美味しいものを
探してお届けする

 

ヒナタノという
お店を営んでいます。
加藤と申します。

 

日本では
バジルソースや
バジルペーストと
呼ばれている
ジェノベーゼペースト

 

お好きな方が多い
一方で

 

市販品で
美味しいのを
見つけるのに
コツがいるのも
ジェノベーゼペースト
ですよね。

 

見た目で選ぶなら
濃く美しい緑色
これが大事です。

 

美味しいジェノベーゼペースト
色が薄い
ジェノベーゼペーストは
バジルの量が少ないし

 

逆に色が
濃すぎるのは

 

瓶詰め後の加熱か
何かで熱が加わった
目安になります。

 

バジルは、熱が加わると
色が黒っぽくなり

 

バジルの良い香りが
無くなり

 

えぐみや苦みが
出てきてしまいます。

 

そのため
イタリアでは
ジェノベーゼペーストの
パスタは、

 

フライパンでパスタを
炒めながらあえるような
ことはせず

 

ゆで上げたパスタに
からめるだけです。

 

ジェノベーゼペーストのパスタ
次は、見た目で
ジェノベーゼペーストの
味を探ってみます。

 

これについては
瓶のラベルに書いてある
原材料表を見てみます。

 

チーズが入っていれば
まずはOK

 

実は、チーズ抜きの
ジェノベーゼペーストが
売られていることが
あります。

 

味が、しませんよね。

 

でも、
これは、これで、
イタリアでは
あっても良い
ジェノベーゼペースト
みたいです。

 

自分で好きな
チーズを加えて
好きな味を
作ってもらうために

 

あえて、チーズ抜きに
しているみたいです。

 

でも、
ジェノベーゼペーストに
あうチーズを
日本で手に入れるのは
結構コストがかかります。

 

チーズ入りの
ジェノベーゼペーストを
買われるのを
お勧めします。

 

次は
ジェノベーゼペーストの
味の濃さ

 

ジェノベーゼペーストの
本場のイタリアでは

 

パスタに使う時は
パスタのゆで汁で
伸ばしながら使います。

 

それくらい
元のペーストの味が
濃いです。

 

濃い
ジェノベーゼペーストは
パスタ以外にも
色々使えます。

 

ミネストローネに
ひとさじ加えて
味とコクを深くしたり

 

カルパッチョの
トッピングに使ったり

 

トマトと
モッツァレラチーズの
カプレーゼに
使っても美味しいです。

 

ジェノベーゼペーストの使い方、タコのトッピング
でも、日本で
売られている
ジェノベーゼペーストは
味が薄いなと
思うことが多いです。

 

きっと、
パスタに使うことを
前提にした
ジェノベーゼペースト
なのかなと思います。

 

伸ばしたりせず
そのまま混ぜれば
良いですからね

 

でも、
ジェノベーゼペーストの
本場、北イタリア
リグーリア州の
ジェノベーゼペースト
とは別物です。

 

あそこの
ジェノベーゼペーストは
本当に美味しいです。

 

それぞれのお家に
母から子へ受け継がれた
レシピがあって

 

微妙に食感や
味に違いがあるのですが

 

雑味が無いバジルの
爽やで芳香な香りは
どこも同じ

 

香りをかいでいるだけで
なんだか嬉しくなる。

 

食品製造会社でも
小さなところは
そのお家のレシピで
ジェノベーゼペースト
作っています。

 

そういう
ジェノベーゼペーストは
蓋を開けただけで
バジルの香りに
包まれます。

 

もちろん、
食べたら美味しい

 

今まで食べていた
ジェノベーゼペースト
って、なんだったの!?

 

そう言っていただける
ジェノベーゼペースト
ご用意しております。

 

下の写真を
クリックいただければ
その品ご覧いただけます

 

ぜひ、ご覧に
なってみてください。

 

ジェノベーゼペースト伝統レシピ

 

 

 

 

 

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オリーブオイルについて、とっても詳しいお医者さんが書いた記事です。
「結局、オリーブオイルが最強の油である理由」

 

オリーブオイルの品質や鮮度について
鮮度が良くて、飲んでも美味しいオリーブオイルとは、どんなものかを書きました。
「飲んでも良いオリーブオイルと駄目なオリーブオイル」

 

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。