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ありがとうございます。
ヒナタノという
イタリアの食べ物を
お届けするお店を
営んでいる
加藤と申します。
オリーブオイルも
扱っています。
イタリア料理と
フランス料理は
とっても関係が
深いです。
あくまでも
イタリア側からの
見方ですが笑
私の仕入れ先に
イタリアとフランスとの
国境に近い生産者も
おります。
彼らとの会話などから
聞いたお話
ご紹介します。
フランス産で美味しい
オリーブオイルが
あるとすれば
貴重だと思います。
オリーブ栽培の
北の限界は
イタリアだったら
ミラノとヴェネツィア
この二つの町の
間にあるガルダ湖
フランスだったら
ボルドーの緯度に
なります。
たぶん、
このあたりは
既にバターが中心に
なるのではと
思います。
オリーブオイルも
バターも
お料理にとっては
食物油ですよね。
それを使って
お料理を作ります。
イタリアも
北の方に行くと
オリーブオイルを
作るより
バターで食物油を
摂った方が経済的
だったのだと思います。
寒くて
実を付けにくい
オリーブよりも
牛乳から摂った方が
経済的ですよね。
フランスで
オリーブオイルが
作られているのは
南フランスの沿岸
ニースとかカンヌとか
有名な町があります。
このあたりは
オリーブオイルを
よく使うと聞いています。
私の仕入れ先が
ニースの東にあって
食文化が似ていると
聞いたことがあります。
そこの美味しい
オリーブオイルが
日本でも手に入れば
良いと思うのですが
問題は需要
日本で買う人が
いるかどうかだと
思います。
イタリアの
オリーブオイルの場合
90年代の
イタメシブーム
(古いです笑)
そこから、
オリーブオイルの
輸入が急増しました。
イタリア料理店が
たくさん増えて
需要が増えた
からなのですが
日本のフランス料理店が
フランス産の
オリーブオイルを
必要としているかは
微妙だと思うのです。
日本の場合
フランス料理は
郷土料理よりも
宮廷料理と言われている
分野が多いと聞きます。
最近はビストロも
増えていますけどね。
フランスの宮廷料理は
大昔、
フィレンツェから
嫁入りしたお姫様が
連れて行った
料理人の人たちが
始めたと聞きます。
彼女の居城は
南仏から何百キロも
北に行った
バターのエリア
それに
オリーブオイルを
そのまま使うというより
オリーブオイルに
なんらかの
技術を加えて
味を組み立てる
こういう使われ方を
することが多いです。
そのため
オリーブオイルは
フランス産で
ある必要が
無いようなのです。
あるいは
オリーブオイルの
味自体が
味作りの障害に
なるとも聞いています。
これらの話
実は、
営業に行った時に
フレンチのシェフの
方々から伺いました。
味見してもらおうかと
思ったら
オリーブオイルの
味が口に残ると
あとからの
仕事に影響すると
断られたことも
たくさんあります。
でも、
本当に美味しくて
鮮度が良い
エキストラバージン
オリーブオイルなら
サラッと口の中から
流れてしまうので
口の中に
残るようなことは
無いのですけどね。
そのまま飲んでも
美味しいくらいです。
でも
このこと、まだまだ
知られていません。
美味しいオリーブオイルを
ぜひお試しください!
ここから下は、
オリーブオイルについて
健康に良いことなど
調べたり、
私が書いたこと
ご案内しております。
何かのお役に立てれば
嬉しいです。
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「結局、オリーブオイルが最強の油である理由」
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