こんにちは
ヒナタノという
イタリアの食べ物を
お届けするお店を
営んでいる
加藤と申します。
オリーブオイルとか
美味しいものを
探してお届けしています。
パンに
オリーブオイルと
ちょい塩
テレビの
オリーブオイルの
コマーシャルで
ご覧になられたこと
ありますよね
あれをご覧になられて
「オリーブオイルに合う
お塩ってどんなもの?」
そういう
お問い合わせを
いただいたことが
あります。
でも、あれは
不自然なのです。
演じてられる
ご本人は制作側の
指示通りに
演じていたと
思いますし
実際、
あのオリーブオイルは
塩を使った方が
美味しいのでしょう。
でも、
あのオリーブオイルは
「味がしないのだな」
と思いました。
私も、ずっと昔
試したことがありますが
確かに味が無かった
記憶があります。
パンとオリーブオイルの
組み合わせは
イタリアでも
よく食べます。
でも、塩を足したり
しません。
それに、
オリーブオイルの
有名な産地
フィレンツェのある
トスカーナ州のパンは
塩抜きで有名
パン自体にも味が
ありません。
それでも美味しいのは
オリーブオイル自体の
味がしっかり
しているから
塩抜きのパンでも
オリーブオイルを
たっぷり
染みこませて
食べると美味しい!
オリーブオイル自体が
美味しいですからね。
さて、そもそも
オリーブオイルに
味があったり
無かったりするのは
なぜ?
素朴な疑問ですよね。
オリーブオイルの味は
オリーブの品種や
土壌など色々な
条件から変わります。
その
組み合わせを変えて
オリーブ農園周辺の
地域の食文化に
あわせて味を
作ってきました。
内陸部の地域は
肉食文化なので
味が強い
オリーブオイル
沿岸地域は
カルパッチョなどの
魚介類を食べますので
それにあうように
マイルドな味の
オリーブオイル
作ってきたと言うより
淘汰されてきた
かも知れないです。
魚介類食べる人たちに
辛味苦味が強い
オリーブオイル売っても
買う人少ないですよね。
いくつかある味の
調整方法の中で
代表的なのは
収穫時期の調整
オリーブの実は
早く積むと
辛味あるいは
苦味が強く
オリーブの実が
熟すほど
味がマイルドに
なっていきます。
そして最後には
味がしない
こうなります。
実を大きくして
収穫するメリットは
オリーブオイルの搾油量
実あたりの
オリーブオイルの量が
増えます。
そうなると
販売価格を
下げることができます。
ほかの農産物は
育てている間
ずっとコストが
かかるかも知れませんが
オリーブの場合は
収穫期が始まったら
収穫と搾油だけが
仕事です。
適切な時期に
収穫搾油された
オリーブオイルは
美味しいです。
ナッツのような
味がするオリーブオイル
そういうものや
何か果物の
果汁のような
雰囲気を感じる味も
あります。
飲んだら、ふわっと
美味しい香りが
口の中に広がって
全然油って感じが
しません。
ほんとうに果汁。
実は、それを
そのまま、美味しいまま
お届けするには
ちょっと一工夫が
必要です。
今の日本だったら
大量流通は難しいです。
温度管理が
必要だからなのですが
ワインほど温度管理は
難しくないので
お家での保管は
常温で大丈夫です。
そして、ここから下は、
オリーブオイルについて
健康に良いことなど
調べたり、
私が書いたこと
ご案内しております。
何かのお役に立てれば
嬉しいです。
オリーブオイルについて、とっても詳しいお医者さんが書いた記事です。
「結局、オリーブオイルが最強の油である理由」
オリーブオイルの品質や鮮度について
鮮度が良くて、飲んでも美味しいオリーブオイルとは、どんなものかを書きました。
「飲んでも良いオリーブオイルと駄目なオリーブオイル」
オリーブオイルの健康効果について、成分ごとに詳しくご案内した記事です。
健康に良いオリーブオイルの成分ごとに整理した健康への効果