こんにちは、
イタリアの美味しいもの
お届けしています
ヒナタノというお店の
加藤と申します。
オリーブオイルの
ブレンドについて
ご質問をいただくことが
あります。
色々なオリーブの実を
ブレンドしたら駄目なのか
こういうご質問です。
食用オリーブの種類は
イタリアだけでも200種類
くらいあります。
他の国も含めると
膨大な数になります。
そのたくさんある
オリーブを
単一の品種で作った方が
良いオリーブオイルか?
品質とオリーブのブレンド
全く関係ありません。
数百あるオリーブは
品種によっては
ある一定の地域でしか
育たないものがあります。
そこの地域では
オリーブのブレンドしたくても
できません。
複数種類のオリーブが
育つ地域なら
色んな味のオリーブを
ブレンドして
オリジナルの味を
作ります。
オリーブって
品種によって
味が違います。
ただ辛いだけの
オリーブもあれば
味はするけど
香りの弱いもの
こんな感じで
味はとても個性的です。
複数のオリーブが
採れるところは
上手にブレンドして
オリーブオイル搾ります。
単一品種のオリーブしか
採れないところでは
畑の場所による
微妙な味の違いで
ブレンドします。
畑の陽当たりや
土壌によって
オリーブの実が
熟するスピード
変わります。
完熟した実から搾油した
オリーブオイルに
早摘みのオリーブオイル
ブレンドして味を調えたり
します。
それでも中には
単一品種で作ることに
情熱を燃やす
オリーブ農家もいまして
複数種類のオリーブが
採れるにも関わらず
単一品種のオリーブで
オリーブオイルを作る
そういう
オリーブ農家の方が
「いかに単一品種で
作ることが貴重なのか」
こう言う話を情熱込めて
語る方もいらっしゃいますが
こういう作り手の方
私は好きです。
話していて楽しくなります。
さて
オリーブの栽培自体は
単一品種で栽培するより
複数品種で栽培する方が
遙かに難しいです。
オリーブの木は
自分と違う品種が
あとから来ると
新入りのオリーブを
枯らせてしまうらしいです。
イタリアでとっても
メジャーな
フラントイオと言う
品種のオリーブがあります。
このオリーブは
実あたりの搾油量が
とても多いので
このヒナタノの
WEBサイトでご紹介している
タジャスカ種の
オリーブ畑に植えたのですが
何度植えても
根が付かない
すぐに枯れて
しまうらしいです。
気象条件が厳しい
標高が高い山奥で
200年間化学肥料無しで
栽培されてきているので
”かなり気が強い木”
農園の人たちは
そう言っていました。
その畑は、どんなところか
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