パスタの値段が違う理由の一例をご紹介します

パスタを茹でるコツ
こんにちは、

 

イタリアには
パスタとか
美味しいものが
たくさんあります。

 

それらを探して
お届けする
ヒナタノという
お店を営んでおります。
加藤と申します。

 

パスタって
値段がピンキリですよね

 

でも、見た目では
ほとんどわかりません。

 

安いのは、
ビックリする値段で
売られています。

 

あんまり安いのは
原材料が心配です。

 

安価な小麦粉は、
残留農薬の心配が
ありますからね。

 

パスタの価格差は
原材料の小麦粉の違いも
大きいのですが

 

それと
同じくらいに
大事なのが

 

作るときの
手間のかけ方です。

 

工場に例えてみますね

 

工場で品物を
安く作る方法に

 

製造のスピードが
あると思います。

 

同じ品質だったら
早く作った方が
たくさん作れるから
安く作れます。

 

いわゆる大量生産ですね。

 

パスタも同じで
製造のスピードを
上げれば良いのですが

 

パスタを美味しく
作ろうとしたら

 

製造のスピード
上げられないのです。
美味しいパスタ

 

粉を練る作業
検品の作業
色々あるのですが

 

時間をかけるほど
美味しくなるのは
乾燥の工程です。

 

パスタに含まれる
デンプンは、

 

40度以下の低温で
ゆっくり乾燥させると
甘みに変わります。

 

ただ、低温ですので
乾燥に時間がかかります。

 

最低24時間

 

もっと乾燥に
時間をかけている
メーカーもあって

 

天日で48時間や
72時間かけている
生産者もいます。

 

乾燥させている間は

 

次のパスタを
乾燥させることが
できません。

 

ですから
美味しいパスタは
製造に時間がかかります。
ペンネ

 

乾燥する場所を
増やせば良いような
気もしますが

 

そんな簡単なものでは
無いみたいです。

 

乾燥する工程を
大きくしたら

 

検品などの人員を
増やしたりしなければ、
ならないので

 

結果的に製造コストは
変わらないようです。

 

一方、
安価なパスタは
高温で一気に
乾燥させるらしいです。

 

そういうパスタは、
噛んでも小麦の甘みは
感じません。

 

美味しいものは
丁寧に作られている
ということは

 

日本もイタリアも
同じだと思います。

 

イタリアの良い
パスタ生産者は
アナログな工程が
たくさんあります。

 

生産者によっては
スパゲッティの検品
手作業で一本ずつ
チェックしていたりします
IMGP2120

 

イタリアでも
職人の銘品と
呼ばれているものは
基本手作りなんですよね

 

機械化できるはずですが
嫌なんだろうなぁ

 

 

 

 

 

この下は
オリーブオイルについて
色々ご案内して
おります。

 

何かの
お役に立てれば
嬉しいです。

 

 

 

 

オリーブオイルの品質や鮮度について
鮮度が良くて、飲んでも美味しいオリーブオイルとは、どんなものかを書きました。
「飲んでも良いオリーブオイルと駄目なオリーブオイル」

 

オリーブオイルの健康効果について、成分ごとに詳しくご案内した記事です。
健康に良いオリーブオイルの成分ごとに整理した健康への効果

 

 

オリーブオイルについて、とっても詳しいお医者さんが書いた記事です。
「結局、オリーブオイルが最強の油である理由」

 

上の記事を書いた方が、オリーブオイルが血糖値によい影響を与えることを書いた記事です。
「オリーブオイルはやせる――糖質と一緒にとるだけで血糖値を抑えられる」

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。