お米のサラダ クリスマスのメニュー

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もうすぐ年の瀬ですね。
その前にあるのがクリスマス。

クリスマスのメニューに使えそうな、華やかで、賑やかで、大皿料理にもなるお料理をご紹介します。

お米のサラダです。

今日は、前菜の後のパスタとしてのレシピですが、お米の比率を少なくすれば
温野菜サラダになり、前菜としてもいただけます。

コツは、”お米を洗わない”ことなんです。

一時期、テレビのお料理番組で、お米のサラダをよく紹介していました。

でも、茹で上がった後に、お水やお湯で洗っていることが多かったんです。

洗っちゃうと、旨みも飛んじゃうし、お米が砕けちゃうんですよね。

日本人にとって、お米を洗わないで使うのは、馴染みが無いから無理も無いと思います。
洗わなくても、糠の匂いは全然無いですよ。

さて、作り方をご紹介いたします。

材料 (4人前 下準備もあわせて書いておきます)

  1. お米

    250g

    ※お米は品種によっては煮くずれてしまうものがあります。
    詳しくはレシピの最後にご紹介します。

  2. パプリカ

    赤と黄色のもの合わせて100g
    ※5mmから1cm角に切っておきます。

  3. モッツアレッラ

    50g
    ※5mmから1cm角に切っておきます。

  4. 冷凍シーフードミックス

    200g

  5. ケッパー酢漬け

    大さじ1から2
    ※1時間くらい水に浸して塩抜きをします。

  6. タジャスカ・オリーブのEXVオリーブオイル漬け(種抜き)

    30g
    ※二つ割りにしておきます。
    hinatanoで販売中

  7. マグロ(赤身)のオリーブオイル漬け

    大きいものを一さく
    ※おおぶりにほぐしておきます。
     hinatanoで販売中

  8. イタリアンパセリのみじん切り

    少々
    比率は、お好みで決めてください。

  9. サフラン

    少々

    ※入れなくても結構です。
    ※比率は、お好みで決めてください。
    ※サフランを入れない場合は、お米の白を基調として、彩りを決めればよろしいのではないでしょうか。これもきれいですよ。

他に具材の候補としては、
スモークサーモン、ハム、グリーンピースなどの豆類、
茹でたインゲンやアスパラガス等々 何でも結構です。
具材は、水分が出てくるものでなければ、なんでも結構です。


作り方

1. お米を洗わずに茹でます

沸騰したたっぷりのお湯にサフランを入れて、お米を洗わずに茹でます。
ゆで時間はお米の種類にもよりますが概ね15分前後だと思います。

火加減は、弱火です。強すぎるとお米が崩れてしまいます。
パスタを茹でるときの火加減とは正反対ですね。

塩加減はパスタを茹でるくらいです。
目安としては1%くらい の塩加減です。茹で上がったときに、
お米だけで美味しいのが大事だと思います。
茹で上がり前に味見して、塩味が足りなければ茹でているお鍋に塩を足せば良いですし、
塩辛すぎたら、ゆであげてザルに上げた後、お湯をかけちゃえば塩分が減るので大丈夫です。
でもお湯をかけると、お米のうま味も多少流れ出てしまうので、これは非常手段ですよ。

茹で上がったら、ザルに上げてお米同士がくっつかないように
オリーブオイル(定量外)をまぶしておきます。水で洗う方法も
ありますが、お米が美味しくなくなるような気がしますので私は洗いません。

2.具材を混ぜ合わせます

シーフードミックスは、オリーブオイルで炒めて白ワイン(定量外)でフランベします。
フランベの時に大事なのは、強火で一気に水分とアルコール分を飛ばしてあげること。
後は、このシーフードミックスと下準備した材料とお米を混ぜ合わせて、
塩で味を整えてパセリを散らして出来上がりですが、
私は隠し味に、


フレーバー付きエクストラ・バージン・オリーブオイル 


を一回ししました。
今日は、

レモン風味EXVオリーブオイル 
。濃厚なレモンの香りが美味しいですよ。

今回お米は、イタリアから持ってきたRIBEという品種を使っています。
イタリアでは、サラダ用、リゾット用、ドルチェ用など、使用目的ごとに
分けて売られています。RIBEはサラダ用になります。
どうやら、デンプン質・量の違いから生じる煮くずれ方で分けているように思えます。
以前リゾット用のアルボリオ米で作ったら、煮くずれすぎて大変なことになりました(笑)
国産のお米では、きらら397で作ったとき、うまくいきました。


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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。