ひと味違うプッタネスカ

プッタネスカは、素材ひとつで味が全然違います。
トマト、アンチョビ、ケッパー、オリーブの絶妙なコンビネーション
作り方も、いたって簡単。
簡単だから工夫の余地が、なかなかないのですが
シンプルだからこそ、材料の質や、火の入れ方で、とっても美味しくなりますよ。

材料 4人前

  1. にんにく

    大粒の物を1/2かけ
  2. 唐辛子

    小さいもの一つ
  3. オリーブオイル

    大さじ1
  4. ホールトマト

    400gのもの一缶
  5. パスタ

    320g
    ※リングイネか1.9mmくらいのスパゲッティ、またはショートパスタがお勧めです。
  6. アンチョビ(フィレ)のEXVオリーブオイル漬け

    大きいものだったら4枚
  7. ケッパー(塩漬けか、酢漬け)

    大さじ1から2
  8. オリーブのEXVオリーブオイル漬け

    大さじ1から2
  9. 枝付き乾燥オレガノ

    適量

 

今回使用した拘りのイタリア食材


アンチョビ(フィレ)のEXVオリーブオイル漬け

鮮度の良い、生のアンチョビのフィレをエクストラ・バージン・オリーブオイルで漬け込みました。 アンチョビの旨みがギュッと詰まっていて、海産物のレシピが豊富なブルーナ家ならではの逸品です。 一般のアンチョビに比べて浅漬けで、いわし本来のソフトな食感が活きています。
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タジャスカ・オリーブのEXVオリーブオイル漬け(種抜き)

北イタリア・インペリア県は、タジャスカ・オリーブの名産地です。フラントイオ・ヴェンチュリーノ社のオイル漬けは、インペリア県の中でも温暖な気候に恵まれた、ディアネーゼ谷の産する、旨味が濃いとされる一流オリーブを使用し、エクストラ・バージン・オリーブオイルで丁寧に漬けた、風味豊かな逸品です。
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イタリア シチリア島産の枝付き有機栽培オレガノ

一度味わったら止められない本物のオレガノ。枝から外したときの芳香な香りに驚いていただけると思います。一般に売られているオレガノとは、香りも味も断然違います。イタリアから空輸しました。
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200年の歴史 有機栽培 エクストラ・バージン・オリーブオイル BIOLOGICA

北イタリアの山の中で、200年前からずっと有機栽培を続けている農園のオリーブオイル。魚介類との相性は最高。飲んでも美味しい鮮度でお届けしています。

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つくりかた

  1. にんにくと唐辛子を弱火で炒め、アンチョビを加える

    ニンニクはつぶしてからスライスします。
    唐辛子をほぐしたものをフライパンに入れ
    弱火で火をつけます。
    ニンニクが色づいたら、アンチョビを加えます。
  2. アンチョビをほぐす

    アンチョビをほぐします。
    火が強過ぎて、熱が高すぎると、アンチョビが弾けるのでご注意ください。
    この後、通常はケッパーとオリーブを加え炒めるのですが、今回の使用食材に関しては、後回しにします。
  3. トマト缶を入れる

    アンチョビが細かくほぐれたところで、トマト缶を入れます。
    トマト缶ですが、時間があるときは、ボールなどに移して、手でつぶしながら芯と皮を取り除きます。
    このひと手間で、出来上がりが微妙に変わります。
  4. 煮詰めて、ケッパーとオリーブの実を入れる

    さて、ここからが通常の手順とちょっと違います。
    トマトは、強火で一気に水分を飛ばして煮詰めます。
    煮詰まるまで、あと2,3分のところ、見た目の判断では、ぷくぷく出ている水泡の直径が1cmを切ったくらいの タイミングで、ケッパーを入れます。

    最後に火を止めてから、細かくしたオレガノを加えて出来上がりです。

 

ケッパーは、火を入れすぎると小さくなるのですが、このくらい加熱時間でしたら大丈夫。
また、ケッパーから美味しい塩分が出てくるので、調理中は塩を加えません。

オリーブのEXVオリーブオイル漬けも、ケッパーと同じで、熱を加えすぎると、ふにゃふにゃになってしますのですが、この程度の加熱時間でしたら大丈夫。
プリプリ感がしっかり残ります。

そして、漬け込んであるエキストラバージンには、ハーブも入っているので、オレガノなどが無い場合は、漬けてあるオリーブオイルで代用いただけます。

ぜひお試し下さい。

ヒナタノ加藤昭広

ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。