イタリア訪問2014年 5月12日(月)シチリア島BARBUSCIA社 その1

この日は、シチリア島のBARBUSCIAへ日帰り訪問。

フィレンツェからシチリア島へ直行する飛行機が少ないので、スペインのLCCで朝6時に出発。
まだ真っ暗です。

ちょうど、修学旅行の中学生と一緒になり、全員搭乗したと思ったら、学生が一人少なく(笑)

みんなで10分待って、到着したら拍手でお出迎え、

だーれも文句一つ言わないんです。大らかですよね。

余談ですけど、路線バスも
「私ここ行きたいのだけど、どの停留所で降りれば良いの?」
と、若い女の子に言われたバスの運転手は、「ここで降りなよ」と停留所以外で降ろしてくれたりします。

でも、運転手さんによるんです。
人によってサービスレベルが違うのもイタリア(笑)

さて、飛ぶこと2時間弱。カターニャ空港へ到着。

遠くに見えるのは、エトナ山
今日も元気に活火山であります。

いつもなら、ここから自分でレンタカーですが、
なにぶん、ユーロ高ゆえ、経費削減。

BARBUSCIAのNicolòさんに迎えに来てもらいました。

シチリアは5年ぶり。
太陽と気候は、以前のままでしたが、変わったことが少しありました。

レモンは、ここの名産品のひとつですが、

道中、明らかに最近放棄されたと思われる、レモン果樹園があちこちに

聞けば、ユーロ高なので、輸入レモンが安く手に入り農業をあきらめたとのこと、

強いユーロは、違法難民も引き寄せるようで、厳重に警備された一時収容所も見かけました。

ユーロについては、私も思うこと多々ありますが、それは別の機会に記させていただくとして、イタリア、特に中南部にとっては、デメリットの方が多い気がします。

さて、BARBUSCIA社までは、車で1時間半。

Piazza Armerinaという町の近くです。

どのあたりかは、町の名前のリンクでご参照下さい。

なんで、ここまで行ったかと言いますと生産現場を見ることを大切にしているからです。

私の品は、食べ物ですから、どんな人が、どのような設備、衛生環境で仕事をしているか
これをしっかり確認するのが、輸入者の責務だと思っています。

それと、作り手の方々との信頼関係。
外国と言えども、ここは同じなんだと思うことがたくさんあります。

BARBUSCIAの方々の話は、その2をご参照下さい。

株式会社 il Bianco 加藤

ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。