美味しいピスタチオのクリームの選び方をご案内します

美味しいピスタチオのクーリームはどう選ぶ?

好きな方が多いピスタチオ、それをクリームにしたものは、美味しいですよね。

ネット通販などで、ピスタチオのクリームを選ぶときには、どうやって選ばれますか?

価格や原産国。あるいは容器のデザインなど、色々あると思うのですが、食品輸入者の視点でご案内させていただきます。

ピスタチオのクリームを選ぶには、美味しさと安心

ピスタチオのクリームは、美味しくてファンの方も多いので、商品としては優秀なのですが、輸入する際には製造元の選び方が難しいです。

それは、ピスタチオなどのナッツ類はカビやすくて、原材料から管理がしっかりしている必要があるからです。

例えば、日本へ輸入する際には、毎回アフラトキシン(カビ毒)の検査が義務付けられています。

私は、オリーブオイルや瓶詰めなどの輸入と通販を営んでいるのですが、瓶詰めで毎回命令検査があるのは、ピスタチオのクリームだけです。それくらい輸入が厳しい。

カビを防止するためには、ソルビン酸カリウムという添加剤を使用するのが一般的で、ほとんどの品は使用しています。

私の品も以前は使用していました。しかし、最近ソルビン酸カリウムを使わなくなりました。使わなくなった理由は、人工化合物だからだと聞いています。体に良いものだけを原材料にしたかったらしいです。

化合物の保存剤を使わないと、製造時の品質管理は難しくなりますし、賞味期限も短くなるのですが、やりようによっては、ソルビン酸カリウム無しで、ピスタチオのクリームを作れることが最近分かりました。

ただ、保存剤無しのピスタチオのクリームは珍しいからか、最初の輸入時には検疫所の審査に時間がとてもかかりました。

書類の手続き以外にも、色々な検査があり、結局2ヶ月くらいかかったのですが、とても勉強になりました。


美味しいピスタチオのクリーム作るのに選んだ製造法

私は、イタリアのシチリア島から、ピスタチオのクリームを輸入しています。

それに、通関など検疫手続も全部自分で行っていますので、ピスタチオのクリームの中身について、細かく把握しています。

使用しているピスタチオは、シチリア産なので、原材料にソルビン酸カリウムを使用しなくても工房まで運んでこられます。

これが、安価な中東産のピスタチオを使用すると、工房に運んでくるまでにカビてしまうリスクが出てくるので、保存剤を使うことになると思います。

工房では、一定のpH値と水分量に注意しながら製品にします。その数値を守っていれば、ソルビン酸カリウムのような保存剤を使用しなくても、ピスタチオのクリームを製品化できます。

保存剤無しでピスタチオのクリームを作れる理由なのですが、水分を例にすると、食品が痛むのには水分が必要です。水分がなければカビたり腐ったりしません。ちょうど乾燥豆が長持ちするのと同じ理屈です。

それでも、保存剤入りなら2年程度の賞味期限になるのですが、保存剤無しだと一年程度になります。

そのため、私のピスタチオのクリームは、注文してから作ってもらって、できるだけ出来たてのものを、送ってもらうようにしています。

美味しいピスタチオクリームの職人さん選び

少し堅い話になってしまいました。

色々ありますけど、やっぱりピスタチオのクリームは美味しいです。

エスプレッソなど濃いめのコーヒーとピスタチオのクリームを食べたら、なんだか元気になっちゃう、とっても嬉しい品です。

その美味しいピスタチオクリームは、作ってくれる職人さん選びが、とっても大事です。

ピスタチオのクリームに限らず、私が仕入れ先に選ぶときは、職人さんの頑固さも参考にしています。

商売っ気が無く、自分の仕事にプライドを持っていて、多少間が抜けた質問をすると睨まれるくらいの職人さん

このピスタチオのクリームも、そのような方が作っています。下の写真の右から2番目の方、バルブッシャさんと言うのですが、これでも、この日一番の笑顔でした。最初は、ほんと怖かったんですよ。でも、自分の仕事の話を始めると、とても嬉しそうに色々話してくれました。

そして、彼の左は奥様、一番左は娘さん、一番右はお婿さんです。

 

選んだ美味しいピスタチオのクリームを手に入れる方法

美味しくて保存剤が入って無くて、安心なピスタチオのクリーム。シチリア島の人達が食べているシチリアの味そのものです。

保存剤の話ばかりしてしまいましたが、原材料とかも凄いんです。香料のバニラとか本物のバニラの果実を使っています。普通はバニラフレーバーの製品を使っています。

その頑固な職人さんのこだわりの塊のようなピスタチオのクリーム

美味しく召し上がっていただくのは、運び方とお届けの仕方が、とっても大事です。

ピスタチオのクリームに限らず、オリーブオイルや瓶詰めの常温品は、温度管理されていないコンテナに入って、船で運ばれてくることが多いです。

ただ、イタリアからは中東やインド洋など暑い地域を通って、2ヶ月近い時間をかけて通ってくるので、品質の変化が心配です。

下に東京都健康安全研究センター広域監視部のレポートのリンクを貼らせていただきましたが、最高で50℃以上になることもあります。

ですので、私は、輸入に飛行機を使っています。そして、お客様へお送りする際は、オリーブオイルなど温度管理が必要な品は、夏場はクール便でお送りしています。

良い職人さんが作った美味しいピスタチオクリームを、完璧な状態でお客様のお手元へお届けする。これが私とっても楽しいのです。美味しくて喜んでいただくのがとても好きです。

こちらが、輸入食品の物流について書かれたレポートになります。

東京都健康安全研究センター広域監視部 輸入食品の運送状況等実態調査報告

 

まとめ 美味しいピスタチオのクリームの選び方

ピスタチオのクリームに限らず、ナッツ系の食品には、ソルビン酸カリウムのような人工的な化合物を保存剤に使用していることがあるので、注意が必要です。

特に、原料のピスタチオの仕入れ先が、ピスタチオのクリームを作る国以外のものを使用する場合、生豆の段階で保存剤を使用している事が考えられます。

色々な条件をクリアすれば、保存剤無しのピスタチオのクリームを作ることは可能です。ただ、美味しいままお届けするのは、温度管理などが大事になってきます。

私のピスタチオのクリーム、下の写真に商品ページへのリンクを貼らせていただきました。ご覧いただけますと嬉しいです。

頑固なシチリアの職人さんに怒られないように、美味しくてお客様に笑顔になっていただけるように、大事に大事に運んでお届けしています。