フレーバー付きオリーブオイルとは
オリーブオイルを探してると、時々、フレーバーが付いたオリーブオイルに出会いますよね。
レモンなどの柑橘系、あるいは、バジルや唐辛子。なんだか面白そうだけど、使い方が分からない。
そのフレー付きオリーブオイルは、使い方次第で、普通のオリーブオイルとは違い楽しみ方ができます。
フレーバー付きオリーブオイルの良いところは、加えられた果実などの味と香りを楽しみながら、果実の水分が無いこと。
例えば、魚介のピザに、レモンフレーバーのオリーブオイルをかければ、ひと味違った美味しさを体験できます。ピザにレモンは、かけにくいので、フレーバー付きのオリーブオイルだから、体験できる美味しさです。
また、魚介類のマリネなどで、果汁の水分が無い方が美味しいなと思える時、フレーバー付きオリーブオイルは、とっても便利なオリーブオイルになります。
それに、白トリュフやベルガモットなど、手に入りにくい素材の良い代替品になります。
フレーバー付きオリーブオイルで大事なこと
白トリュフは、その華やかな香りと独特の風味で、一度体験したら忘れられない味ですよね。
ベシャメル系のピザやグラタン、卵料理との相性も最高。ゆで卵にかけただけで、高級ホテルの朝食になります(笑)
手近なところでは、コンビニの卵サンドにかけてみて下さい。とっても楽しくなる香りが楽しめますよ。
さて、フレーバー付きのオリーブオイルで大事なことがあります。それは風味の日持ち。
フレーバーをオリーブオイルに加える方法によって、風味の日持ち日数が違います。
私が最初にイタリアで手に入れた、白トリュフのフレーバー付きのオリーブオイル。開封してから1ヶ月も経たないうちに香りが無くなってしまいました。
当時は、そんなものかなと思っていたのですが、あとからフレーバーの付け方によって、風味の持ち方が違う事を知りました。
トリュフの場合、トリュフ自体をオリーブオイルに漬け込む方法のほか、トリュフのエキスを取り出して、濃縮してからオリーブオイルと合わせるという方法があります。
同じようにレモンなどの柑橘系の場合でも、果物とオリーブを一緒に搾ってフレーバーを付けるだけで無く、果物からエキスを取り出して、濃縮してから加えます。
この濃縮フレーバーを加えたものは、風味の日持ちが全然違います。
私は偶然、その濃縮エキスを加えているフレーバー付きのオリーブオイルと出会えたのですが、その生産者の白トリュフのフレーバー付きのオリーブオイルは、開封後半年くらい香りします。
イタリアのお土産で、トリュフのかけらが入っている、トリュフフレーバーのオリーブオイルがあるのですが、あのトリュフのかけらは、飾りの事が多いらしいです。ですので、トリュフが残っていても、香りが無くなったりします。
そして、そのお土産のオリーブオイルにも言えるのですが、透明なボトルに入っているオリーブオイルは、フレーバーの有る無しに関係無く避けられた方が良いと思います。
オリーブオイルは、未開封でも光に当たると、オリーブオイルの成分が分解して(光合成と言います)酸化してしまいます。
かくいう私も、55mlの白トリュフのフレーバー付きのオリーブオイルを取り扱っているので、心苦しいです。
でも、このサイズの遮光ボトルでオリーブオイルに使えそうなものは、イタリアに無いらしいのです。
透明なボトルの場合、保管は光が当たらないようになさってください。
光とオリーブオイルの関係をご案内した記事です。よろしければ、ご参考になさってください。
フレーバー付きオリーブオイルの選び方
いろいろあるフレーバー付きのオリーブオイルですが、数が多すぎると逆に選びにくいですよね。
「オリーブオイルとあわせたら美味しそうだな」と思われる、イメージできる味からお選びいただくのが良いと思うのですが、この下に私のところで、売れている順番でご紹介させていただきます。
ぜひお試し下さい!