美味しいオリーブオイルでサラダの作り方
イタリアに住んでいた頃、美味しいサラダをたくさん食べました。
味付けはシンプルに塩とお好みで美味しいオリーブオイルだけ。ちょっとしたコツで、いつものサラダか美味しくなります。
サラダをオリーブオイルで美味しくする手順
イタリアの美味しいサラダは使っている調味料はシンプル
実は、イタリアにはドレッシングというものがありません。オリーブオイルが抜群に美味しいとしても、ドレッシングが無ければ、オリーブオイルと塩だけなので、味に飽きてしまうような気がしますか?
彼らは無意識にやっていると思うのですが、具材の組み合わせをちょくちょく変えて、美味しいサラダに仕上げています。そして手順をちょっとだけ工夫すると美味しいです。
具材は、お野菜だったら、サラダ用の葉物野菜だけでも3,4種類あります。それにルッコラも美味しい。そのほかに、パプリカ、パプリカも色によって味が違いますよね。それにトマト、コーン、スライスオニオン、キュウリ。それに、ツナ、オリーブの実、モッツァレラチーズなどなど
それぞれ違う味の食材を使用して、味を変えているのですが、ポントは先に塩を振ること
そうすると、お野菜などから美味しいエキスが出てきて、サラダボールの底にドレッシングのような美味しさが凝縮されたものがたまります。
そのあと美味しいオリーブオイルをたっぷりかけて、お好みでレモンなどの柑橘類、バルサミコ、あるいはオレガノ、そして、意外に美味しいのがスイートマジョラム、このあたりを加えてサラダを仕上げます。
組み合わせは無限大、それぞれ個性的な美味しさが味わえます。
サラダの美味しさは残ったオリーブオイル
トマトとモッツァレラチーズのサラダ、カプレーゼは日本でも人気ですよね。
ただ、日本とイタリアのカプレーゼの楽しみ方は少し違うことに気がつきます。
日本では、例えばカプレーゼを食べ終わったあとの、お皿に残ったオリーブオイルをパンに付けて食べるのをレストランなどで見かけることは少ないのですが、実にもったいない
あの残ったオリーブオイルが一番のご馳走です。メチャクチャ美味しい
だって、あのオリーブオイルには、美味しいものの美味しいところがギュッと集まったようなもの。トマト、モッツァレラチーズ、そのほかイタリアでも地方によっては、ケッパーやアンチョビを入れます。それに、とびきり香りの良いバジルやオレガノ
それらのエキス、エキスって果汁と言いましょうか、美味しさが凝縮されたものですよね。それを食べなかったら、もったいないです
サラダに向いている美味しいオリーブオイルとは
ただ、お店で出ている全てのカプレーゼが、そのような食べ方ができるかは、なんとも申せません。私も、あるレストランで、そうやって食べたら美味しくなかった経験があります。
オリーブオイルなのですよね。
残念ですけど、まだ鮮度などに拘った美味しいオリーブオイルを使っているお店は少ないです。
サラダもカプレーゼも、美味しいオリーブオイルを「つゆだく」でいただくのが一番美味しいです。ただ、申しましたとおり、鮮度が良くて美味しいオリーブオイルを使うのが大事です。
飲めるくらいに鮮度が良くて、美味しいオリーブオイルを使えば、ビックリするくらい美味しい
信じられない体験ができます。少々大げさのようですが、美味しいオリーブオイルは、それくらい素晴らしい
口に含むと、スッと入って香りが広がって、全然油っぽく無い、変な雑味も無し
店頭販売にお邪魔した時、お客様に「なぁにこれ!」と言っていただき、「でしょ!美味しいですよね」
こんな会話を良くしたのですが、卸のお客様が増えてないので最近は店頭販売にも伺っていません。私が納品場所の温度管理まで言うので、煙たいのでしょうね
一番下の画像に私の看板商品へのリンクを貼らせていただきました。良い畑のとっても美味しいオーガニックオリーブオイルです。
2007年からですが、累計で2万本ほど販売させていただいております。お年寄りのお客様が多いです。鮮度が良いエキストラバージンオリーブオイルは、軽くて胃腸にも優しいですからね。
まとめ 美味しいオリーブオイルで作るサラダのコツ
美味しいオリーブオイルで作るサラダは、具材の組み合わせで色々な味を作ることをお勧めします。
組み合わせはたくさんありますし、先にお塩を振って、具材のエキスを出したあとに美味しいオリーブオイルを加えると、最高に美味しくて楽しいサラダになります。
葉物野菜だけ、先のオリーブオイルをまぶしておくと、シャッキリ感が長持ちしますよ。