本物のエキストラバージンオリーブオイルをイタリアでどうやって探すかご案内です

サラッとしていて美味しいオリーブオイル

本物オリーブオイルの探し方

本物のエキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)探しで大事な事は、偽物オリーブオイルとの違いを見極める目利きになりますが、同じように大事なのが本物のオリーブオイル職人さんと出会うことです。

イタリア語でFrubo(フルボ)という単語があります。直訳すると”ずる賢いこと”
一見ネガティブな表現のようですが、地域差はあると言え、実はイタリアではポジティブなことです。

偽物オリーブオイルに騙されるわけにはいきませんので、本物のオリーブオイル職人捜しが大事になります。
どこをどうやって見極めているか。のご案内です。

本物のオリーブオイル探しは、本物の職人探し

私の品はhinatanoのオリーブオイル含めて町中で見つけたものが多いのですがイタリアの雑誌やWebでも探します

その雑誌やWebなどで見かけるオリーブオイル生産者の話。偽物とは無縁そうですが、産地偽装くらいのことはあり得ます。美味しくて本物のオリーブオイルを作っている人かを誌面や画面だで見極めるのは、難しいです。

あるいは、時折「~博で受賞しました。」というメールをイタリアからもらうのですが、ここも食品博で受賞したからと言っても、受賞した品と実際に送ってくる品と違うかも知れないです。ですから、私は、気になった品があると、どんなに不便なところでも会いに行くようにしています。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

行ってみると、色々見えるものがあります。オリーブオイルの偽物本物の違いを見極める重要なポイントになります。

オリーブ畑や工房の整理整頓や手入れ具合、地元での評判、働いている人達の様子。特に3番目は大事です。簡単に言うと、働いている人含めて、色々な人にとって良い農園(会社)かということですが、すごく大事です。畑については、収穫期に収穫漏れの実が木に残っていないかも見たりします。ここも大事なポイントです。

虫食いが少ない有機栽培エキストラバージンオリーブオイルの畑の実

そのほか、生産物を見て変に商業的な品は無いか。地域の食文化とかけ離れている品を作ってい無いか会社自体の生い立ち等々、本物を作り続けてくれる根拠を積み上げて仕入を決めています。

なんだか粗探しをしているようですが。粗探しの部分もたくさんあります(笑)。でもこれがお客様の替わりに良い生産者をイタリアで探す私の仕事だと思っています。私の品は食べ物ですから。

本物のオリーブオイル職人に共通していること

愛想がいい人、悪い人、よく話す人、無口な人など色々な人がいますが、本物のオリーブオイル職人さんに共通しているのは頑固さだと思います。日本の職人さんとそっくりですよ。

オリーブオイル職人ヴィンセンツォさんと私2

オリーブオイルを作る現場に出て汗をかいているので、現場のことがよく分かっています。ブルーナ家以外にも、アルプスの山の中のパスタ職人に、ローマ貴族末裔のご婦人。みな同じです。何千本オリーブの木があっても、全て違いや状態を把握していたりします。

本物のオリーブオイルを見つけたら、あとは鮮度良く運ぶだけ

ブルーナの有機栽培オリーブオイル

本物のオリーブオイルを作る職人さんを見つけたら、あとは大事に運んで、できるだけ良いコンディションでお客様にお渡しするのが私の仕事です。運び方の違いで傷んでしまったら品質的には偽物オリーブオイルになってしまいます。特にイタリアからの輸送は長距離になりますので航空便にこだわります。そして直接納品にこだわっています。

本物のエキストラバージンオリーブオイルを目利きするのまとめ

美味しいオリーブオイルや食材を見つけたら、生産元を訪問して色々安心できる理由を、本物のオリーブオイルだと確信できる理由を積み上げていきます。

これまで訪問したことのあるオリーブオイル生産者で、取引に至らなかったオリーブオイルの会社が、偽物オリーブオイル(産地偽装)をやっていたという話を聞いたことがあります。そこには本当の意味でのオリーブオイル職人さんはいませんでした。ですから取引をしませんでした。

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。