イタリアの楽しい食卓や日常をご紹介します。

トスカーナの伝統的なパン

イタリアの食卓は、日常食が美味しくて楽しい

イタリアの一番美味しいものは、彼らの日常食にあると思います。
美味しさというより、味わっていただきたのはイタリアの食卓の楽しさかも知れないです。

整理していたら出てきた写真で風物をご紹介します。

 


 

巨大すぎて買い物から楽しくなるイタリアの日常

日本にあるイタリアの食文化は、おしゃれで綺麗で美味しく。
確かに向こうにもあるのですが、あちらにあってこちらに無いものは”豪快さ”
麻布と言うより、両国あたりの関取衆が喜びそうなものばかり(笑)

まずは、食材が巨大。パプリカやカリフラワー、なんでもかんでもデカイです。
味は決して大味というわけではないので、「放っておいたら大きくなっちゃった。」わけでは無さそうです。

イタリアのカリフラワーは巨大

それにチーズ類も大ぶりな物が。あちらのモッツアレッラは125g。日本も輸入品は同じ大きさですが、違いがあるのはブラータ。日本で売られているのは、ほぼモッツアレッラのサイズですが、あちらのは、このような大きさでして。切ると大量のミルクが出てまいります。そのほか、何から何まで巨大です。
このブログに巨大タグを作るか検討中です。まだまだこの手の写真はございます。

特大ブラータ
ブラータ
特大ブラータからバタークリーム

 


 

特大透明ボトルのオリーブオイル。。

写真のオリーブオイルは透明ボトル3リットル入り、それも無濾過。今だったら絶対に買わない品です。
このメーカーのオリーブオイルは、750mlサイズをよく使っていたのですが、安売りしていたので買いました。

3リットル入りオリーブオイル

オリーブオイルについては、イタリアの厨房で働いている時に鮮度や保管方法について、習った記憶がありません。
気温や使用頻度、流通条件等々から、向こうでは普通に使っていれば、そこまで劣化することはなかったのだと思います。

この巨大ボトルのオリーブオイル。思い起こせば、あまり美味しくなかったです。
この仕事を始めるにあたり、オリーブ農園を回り出してから職人さんに色々オリーブオイルについて教えてもらいました。

 


 

レストランも地元向けは、楽しくなる巨大盛り

レストランも地元の人向けのお店はてんこ盛りだらけ。肉料理は大きな塊で焼いた方が美味しいということもありますが、それでもビステッカ アッラ フィオレンティーナは、最小で1kg。ちなみに1kgを複数人で食べても大丈夫です。

フィレンツェ風ステーキ

パスタは日本のレストランは、一人前80gですが、あちらは100g以上。
私の住んでいた近所のお店は、120gだった気が。遊びに来た日本人の友人が「パスタが食べ終わらない」と怒っていました(笑)

マテラのお通し

さらに、南イタリアのマテラに行ったときは、お通しも巨大でした。向こうに見える皿と同じ大きさの皿が手前にあって、
フリットが山盛りになっていました。これ3,4人前の”お通し”です。

 


 

イタリアの楽しい食卓のまとめ

大きいけど、ちゃんと美味しいイタリアの食卓であります。

 

とりとめのないブログになってしまいました。
申し訳ございません。 hinatano 加藤 昭広

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。