おすすめしたいオリーブオイルをオリーブの品種でご紹介します。

濃厚なオリーブオイル

おすすめできるオリーブオイルをオリーブの品種でご紹介

イタリア展など大きな催事に行くと、たくさんオリーブオイルがあります。
数が多すぎて選びにくいですよね。そこでおすすめのオリーブの品種をご紹介します。
この2品種。実は、私が作り手を探しているオリーブです。

 


 

おすすめのオリーブオイルの使用品種、その1

まず最初は、ジェンティーレ・ディ・ラリーノ(Gentile di Larino)
イタリア中南部でアドリア海側に産地があります。作り手によって味がだいぶ違うのですが、フルーティでかつ、香りも良い品が多いと思います。何社かあたったことがあるのですが、お値段は少々高めと記憶しています。hinatanoで扱っているブルーナのタジャスカ種のオリーブオイルよりも、もう少し軽い味わいの品が多いです。

 


 

ほかの品種のオリーブオイルをおすすめする訳

ご紹介している2品は、タジャスカ種のオリーブオイルほどデリケートでは無いので比較的熱などに強いです。
そのため航空便などに拘らなくても美味しいオリーブオイルで日本に着いてる可能性が高いです。

私は時折知り合いのオリーブオイルソムリエの方や、オリーブオイル鑑定士の方と味見をするのですが、はやり少しだけ後味が油っぽい事があります。でも普通は気にならないレベルだと思います。それよりもオリーブオイルを色々楽しんでいただきたくて、ご紹介しております。

鮮度の良い良質なエキストラバージンオリーブオイルはサラサラ

私は、工房と同じ味でお客様にお届けするために、色々物流に気を使っていますが、正直なところ、ほんとうはお客様はどこまでお望みなのだろうと思う時もあります。

でも、お買い求めになる際は、味見はされてくださいね。ぜひ

 


 

おすすめのオリーブオイルの使用品種、その2

次におすすめのオリーブの品種は、トンダ・イブレア(Tonda iblea)シチリア島の南東部が産地です。
トマトとよくあう青みがかった味がする品が多いです。生産者の中には、グッと濃い味の品を作っている人もいて、それは肉料理にもあいそうな味です。でも、辛み苦みが少ないのです。このあたりが肉料理にあうと言われているトスカーナ州のオリーブオイルとの違いです。

オリーブオイル

 


 

おすすめしたいオリーブオイルのまとめ

1.イタリア中南部のアドリア海側に産地があるジェンティーレ・ディ・ラリーノ(Gentile di Larino)というオリーブを使用したオリーブオイル。フルーティで味と香りのバランスが良い品が多いです。

2.シチリア島の南東部が産地のトンダ・イブレア(Tonda iblea)という品種を使用したオリーブオイル。トマトとよくあう青みがかった味が特徴です。

 

同業者がおすすめするオリーブの品種を使用したオリーブオイル。探してみてください。
もし、私も見つけることができたら、、もちろんご紹介させていただきます。

hinatano 加藤 昭広

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。