みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
買い付けのご報告。
気がつけば、前回から20日も経ってしまいました。すみません。
先を急ぎます。
ミラノのパニーノ。ディスプレイ含め、イタリアで一番好きです。
さて、ユーロスター。
私たちが乗った2等車の車内は、4人の対座式になっています。
今回、私たち一行は、日本人3名。当然日本語で会話をしておりました。
残り一席は、イタリア人の男性。
最初のうちは、1人で雑誌を読んでいましたが、何かストレスを感じている様子。
会話に入ってきたいのだろうなぁと思っていたら、やはり英語で話しかけてきました。
あの国の人は、本当に話し好きで、
赤の他人同士でも、ちょっとしたきっかけで話し出し会話に花を咲かせます。
例えば、バスの中で渋滞に巻き込まれたりしたら、その原因についてなど
色々なところで会話が始まったりします。
さてこのイタリア人の男性。どうやらアパレル関係の仕事をしている人で
ローマ人との事でした。
私たちが持っているガイドブックを指さして
「どこから来たの?」
「なにそれ、日本語?」
「ローマのページある?」
「どれ、どんな店が出ているか見せて」
「俺ローマ人だから詳しいよ」
「あ、この店美味くないよ」
「ここは、まぁまぁかな」
「ここ俺の友達の店だよ」
とこんな具合で、更に
「ミラノ行くの?」
「ミラノのこの店は面白いよ」
「え、ミラノのH&Mに行きたい?」
「えーとどこだっけかなぁ」
すると検札していた車掌が割り込んできて
「俺ミラノ人だから詳しいよ、どれどれ」
とこんな感じですから、2時間はあっという間です(笑)
でもこういう情報がとても貴重だったりします。
私たちが輸入している品でも、こんな会話中で知ったものが多くあります。
さて、ミラノ。
中央駅の地下が大幅に変わった以外は、いつもの風景。
行ったところは、大聖堂前にある百貨店のリナッシェンテとPECK。
新商品の情報は、残念ながらゼロでした。
正確に言うと、面白い品があったのですが、既に日本の会社と取引があるものばかり、
「イタリア各地から色々なものが集まる」と思っていたのですが、
「世界中から人や物が集まる」の間違いでした(笑)
ここにある情報は、日本の多くの会社が知っているというわけです。
昼食は、パニーノ。
変わらず美味しく、美しい品々でした。
最後に、驚いたことがひとつ。
リナッシェンテ(高級百貨店です)の最上階に回転寿司がありました。
噂に聞いていた日本食ブームは本当のようでした。
さて、翌日は、いよいよコロンナさんのところへ、
車で600kmの大移動です
il Bianco 加藤