2日目 情報収集にミラノへ「生産者訪問記2009年秋」

11月21日(土)朝、ミラノへ

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今回の滞在は、約10日間

一見、十分に時間があるようですが、捜し物をするには、あまりに短い滞在です。

日本で、だいたいのあたりは付けておいたのですが、

ほかに良いものが無いか探しに、2日目はミラノへ向かいました。

 

一般的に、イタリア人は食に対して保守的で、それも地元の品が一番良いと

思っているように見えます。

例えば、フィレンツェでは、バローロやバルバレスコなど世界的に有名なワインの

品揃えが実に少ない。対してフィレンツェの属しているトスカーナ州産の

ブルネッロの品揃えは、実に豊富です。

 全国共通であるのは、パルマの生ハムとチーズのパルメジャーノくらいでしょうか

 

対してミラノは、イタリア各地から人が集まるせいか、各地の名産品集まるところ。

情報収集にはうってつけと思い向かうことにしました。

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ユーロスターの車窓から。普段は車で動くので乗るのは数年ぶりです。

 

さて、久しぶりのユーロスターで驚いたのは

1.フィレンツェ、ミラノ間の所要時間が40分くらい短縮されていたこと

2.全席禁煙になっていたこと。

 

時間短縮については、どうやらユーロスター用の専用線路が出来たからみたいでした。

数年前までは、在来線と同じ線路を走っていたので、前の電車に詰まって急ブレーキ

なんてことが、しょっちゅうあったのですが、今回は数えるほどでした。

 

聞いた話では、以前ユーロスターの運転手は、

「定刻より早く着くと報奨金が出た」とか。

嘘か本当か知りませんが、この感覚分かるような気がします。

電車と言えども、移動手段の一つなんでしょうね。

 

ミラノ道中の続きは、次回。

 

il Bianco 加藤

 

 

 

 

 

 

 

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。