アマトリチャーナに想うこと(イタリアの地震被害に際して)

写真は、Wikipediaでフリーライセンスになっているのをお借りしました。

ブカティーニを使用した伝統的なアマトリチャーナです。Wikipediaでフリーライセンスになってたのをお借りしてます。

 

いつもありがとうございます。
アマトリチャーナというパスタをご存じですか?
名前を知らなくとも、パンチェッタ(ベーコン)が入っているトマトソースと言えば、思い起こされる方もいらっしゃると思います。
今回地震の被害に遭っているアマトリーチェは、アマトリチャーナ発祥の地です。

旧市街地は、ほぼ壊滅状態のようですので心が痛みます。

 

イタリアも地震国です。

数年に一度大きな被害を受けるにも関わらず、あまり耐震化が進んでいない。
なぜ?と思われる方も多いのではないでしょうか。

 

費用とか色々ありますが、大きな理由は、歴史的な建物に手を加えるのが大変だということです。建物に穴を一つ開けるだけでも、建物に影響が無いか書類審査等に何年もかかります。例えば、そのために旧市街地では光ファイバーなどが普及していません。

 

さて、なぜ危険を承知で旧市街に住むか。ですが、
歴史や伝統に誇りと愛情愛着などの強い想いがあり、天災に関しては運命を甘受する。
こういう考え方なのかな、と思います。
例えば、イタリアにも地震向けの国の予算はあるものの、ほとんどが復旧に使われています。

 

イタリアでは、何か不幸な事があるとvi esprimo la mia solidarieta per quanto accaduto.「私は、あなたと共にある」という連帯の言葉を贈ります。
アマトリーチェという名前は覚えにくいかも知れませんが、パンチェッタ(ベーコン)が入っているトマトソースのパスタを召し上がるときに、この町のことを思い出していただくと彼らも喜ぶと思います。

 

株式会社 il Bianco 加藤 昭広

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