いつもありがとうございます。
このブログへ記事を400本ちょっと書いております。
昔の記事を振り返る機会があって、見つけたのがこの記事。
約9年前の記事ですが、帰国したばかりでしたから、料理をちゃんと考えながら作っておりました(笑)
今は、、、できるだけ効率良く作る方に意識が行っています(笑)
私は半分だけの受け持ちですが、家事は大変ですね。いやはや。
さて、カポナータ。
まさに今が旬の一皿です。
つい先日も作ったのですが、野菜嫌いの人達向けに少しアレンジしました。
唐辛子を止めて、玉ねぎを多めに炒めて甘さを強くしたら、大当たり
野菜嫌いでも、お代わりする品に仕上がっております。
写真は撮ってあるのですが、見栄えが良くないので止めておきます。
「効率」に走ってしまっており、野菜の切り方含め豪快すぎました。
美味しく仕上げるポイントは、それぞれの野菜の味をどうするか
食感の強弱と、いかに早くトマトの水分を飛ばすか。
だと思いますよ。
ご参考になれば幸いです。
株式会社 il Bianco 加藤 昭広
調理時間
材料
(だいたい4から6人前)
ズッキーニ
中から大1本。
これを縦に2つに割って1cmの厚さに切るなす
中2個
これを縦に4つに割って2cm厚に切るパプリカ
中から小のものを赤と黄色1個ずつ。
これは1~1.5平方センチの大きさにたまねぎ
小2個 1/2個はみじん切り
残りは粗みじんホールトマト
1缶 内容総量400gのもの。
芯を抜いて手で軽くつぶしておくにんにく
1かけ
2つに割ってから、つぶして粗みじん唐辛子
小1個
オリーブオイル
おおさじ2から3
塩
適量
バジル
2,3枚
つくりかた
フライパンにニンニクと唐辛子を入れて、オリーブオイルを注ぎます
私は唐辛子をほぐしてしまいますが、辛いのが苦手だったり、小さい子供がいる場合は、そのまま入れて香りがついたら取り出しましょう
火を弱火でつけて、にんにくがきつね色になってきたら、みじん切りの玉ねぎを入れます
この玉ねぎは、甘みを出すためのものですので、弱火でじっくり炒めます。15分程度経過したところで、色が飴色に変わってきたら残りの玉ねぎを加えます。
透明になりはじめたら、なすを加えます
そして、ここから中火。
なすがやわらかくなりはじめたら、パプリカ。そして最後にズッキーニを入れる
入れる順番と、それぞれ炒める時間は、その野菜がどういう味になってほしいか、どういう食感になってほしいかで決めています。
私は、- たまねぎ 甘みとプリっとした食感
- なす しっとりとして濃厚な味わい
- パプリカ 甘み。できれば多少シャキッとした感じ
- ズッキーニ ほくほく感
といった感じに仕上がってほしいと思って作っています
ここで塩を加えます
大事なことは、この時点で美味しい野菜炒めになっていること、これにトマトのうま味を加えてさらに美味しくしようという足し算のような考え方です。
トマト缶を加えて、中火以上で一気に煮詰めます。
時間をかけすぎると、ズッキーニやパプリカがやわらかくなりすぎるので
水分が飛んだら、火を止めて、最後にバジルを粗みじんにして加えます
以上、調理時間は40分くらいだと思いますが調理環境、火力やフライパンの材質等で所要時間は変わってくると思いますが、全体的な組み立て方や考え方を中心に参考にしていただければ、嬉しいです。
il Bianco 加藤