アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ その2 ニンニクについて

2016_1_06

ツナとルッコラのパスタです。火を止めてから生のルッコラを加えてひと回しする品です。
このレシピ、国産のツナ缶を使用する場合、気をつけないと加熱中にツナが破裂します(笑)
イタリア産では、そうならないのですが。このことは後日ご紹介します。

ニンニク(Aglio)について
さて、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの主役のひとり
アーリオ(ニンニク)ですが、これもピンキリですよね。

1個400円程度のものから、同じ値段で1袋買えてしまう輸入品まで。
はて、何が違うのかと思われませんか?
「同じようなものだろうから、安い方を買っておこう」
普通こうなりますよね。

ただ、それぞれのニンニクを縦に切ってみてください。
明らかにみずみずしさが違います。
このみずみずしさは、アーリオ・オーリオを作るときに、香りと味をオリーブオイルへ移せるかの量そのものです。

形だけニンニクでも、カサカサだったら、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノの場合、ニンニクの味は足りません。結果、私は1個400円の国産を使うようになりました。

さて、ニンニクの切り方ですが。、
これも、本や料理番組などによって、色々ありますよね。

・みじん切り
・粗みじん
・薄切り
・半分にしたものを潰して
えーっと、どれが本当なの? となります(笑)

ここで重要なのは、ニンニクの切り方で無くて考え方です。
細かくすればするほど、ニンニクの味は強くなりますが、焦げやすい

ということです。

前回ご紹介した温度変化でニンニクの旨みを出す方法の場合、みじん切りだと、焦げやすいので難しいです。

私は、縦半分にしたニンニクを潰してから、スライスしています。
切った後の大きさは、粗みじんより、少々大きめくらいになります。
ご参考までに

株式会社 il Bianco 加藤 昭広

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。