シチリア産オレガノであります。

野生株から栽培したオレガノです。まだ乾燥途中で、このあと1ヶ月程度日陰で干します。

野生株から栽培したオレガノです。まだ乾燥途中で、このあと1ヶ月程度日陰で干します。

写真のこれ、なんだかご存じですか?
オレガノです。

私は、これを袋詰めにしたものを有機栽培枝付きオレガノとして販売しています。

枝付きオレガノ。この写真は、サンプルを撮影したものですが、後日念のため計ってみたら25gと書いてあったのに35gありました(苦笑)お送りするのは、だいたい30g前後です。商品の基準内容量は25gと書いてありますが、正しくは「25g以上」です。申し訳ございません。

枝付きオレガノ。この写真は、サンプルを撮影したものですが、後日念のため計ってみたら25gと書いてあったのに35gありました(苦笑)お送りするのは、だいたい30g前後です。商品の基準内容量は25gと書いてありますが、正しくは「25g以上」です。申し訳ございません。

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7月に行っていますが、農園の周辺は、ものすごく乾燥していました。

7月に行っていますが、農園の周辺は、ものすごく乾燥していました。

産地は、シチリア島の真ん中エンナ(ENNA)県のレスターノ(RESUTTANO)という町です。
生産者のガンジ・ダンテ社は、ご主人が元々植物学者で、野生株から育てています。
有機JASマークは取得していませんが、有機栽培を行っており、広大な農園の除草作業は勿論手作業です。

オレガノ自体は、日本にもありますが、このオレガノの良いところは、
1.野生株なので香りが鮮烈
2.枝付きの状態なので、香りと味がとても良い
※コショウに例えると、テーブルの上で挽く挽き立てと、挽いて瓶詰めになっている以上の違いです。

3.産地が非常に乾燥しているので日陰で乾燥できます。そのため緑が鮮やかで良い香りと味が残っています。
※日本で日陰干しは、なかなか難しいと思います。収穫期は5月で、その後日本は梅雨ですから。

乾燥中のオレガノ。日本でこんな干し方すると、下の方は蒸れてしまうと思うのですが、ここはもの凄く乾燥した気候なので、できてしまいます。

乾燥中のオレガノ。日本でこんな干し方すると、下の方は蒸れてしまうと思うのですが、ここはもの凄く乾燥した気候なので、できてしまいます。

使用法は、こうやって枝から外してから、指先で細かくしたり、ザルで濾したりします。一枝切って、蒸し物料理に入れても美味ですよ。

使用法は、こうやって枝から外してから、指先で細かくしたり、ザルで濾したりします。一枝切って、蒸し物料理に入れても美味ですよ。

保管は、ジプロックなどに入れて、引き出しなどで日に当てなければ、一年くらい香りが持ちます。
日に当てると、紫外線で色は抜けて白くなりますし、香りも飛びます。

あと手前味噌ですが、これは私が空輸で持ってきているから良い品質だとも思っています。

一応、袋詰めなのですが、袋の綴じ方が甘いのです。漏れるのです。(苦笑)
そのため、納品作業は、一袋ずつテープで補強して出荷しています。(泣)

船で運ぶと湿気がありますので、これだけ綴じが甘いと多分湿気を吸ってしまうと思うのです。

袋とじの甘さは、指摘したことがあります。
でも、
「うちの袋とじは完璧だから、漏れるわけ無いわ!、それに機械新しくしたから、もう漏れないの!」

漏れること間接的に認めておりました(笑)
しょうがないなぁ。

でも、このオレガノは一流ですよ。
ぜひお試しを

株式会社 il Bianco 加藤 昭広

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。