日本で最も身近な油漬けの食品と言ったらツナ缶になると思います。
「あれを油を切らずに油ごと食べる」というのは、ちょっと、、と思われる方もいらっしゃると思います。
しかし、オリーブオイル漬け。それもエクストラ・バージン・オリーブオイル漬けだと”油漬け”とは別物です。
全く油っぽく無く、かえってオリーブオイルの旨みが加わったり、オリーブオイルに漬け込んである食品の旨みが加わり、漬け込んであるオリーブオイルが美味しくなったりします。
ただし、
これは、温度管理して輸送や保管された瓶詰めでのお話し。
確かに「瓶詰めは、保存食」です。
しかし、オリーブオイル漬けの場合は、漬け込んであるオリーブオイルは熱に弱いのです。
熱が加わると、せっかくの味
たとえば、プリプリの種抜きオリーブの実のオリーブオイル漬けや、
トマトの旨みをたっぷり吸った、ドライトマトのオリーブオイル漬けのオリーブオイルも
ドレッシングやパスタに使うという贅沢もできなくなってしまいますし、
中身の野菜も、なんだか脂っこくなります。
ですので、私は、瓶詰めの輸入も50℃以上になってしまう可能性のある空調無しのドライコンテナの船便を使ったりしません。使用するのは、空調付きのリーファーコンテナか空輸だけです。
国内の輸送や納品についても、夏場はクール便だけです。
飲める鮮度のオリーブオイルしかお渡ししませんし、そのまま食べて美味しいオイル漬けだけお送りします。
おかげさまで、飲食業の方から、「変わり者のインポーター」と呼んでいただけております(笑)
今のところ、この”変わり者”からお買い上げいただいているのは、
東京駅前丸の内ビルディング36階のアンティカ・オステリア・デル・ポンテ様が6月から、あのまま
タジャスカオリーブも使ってくださっています。
そのほか、私の地元鎌倉周辺のイタリアンレストランや、料理教室の先生方、小売店の方々40件ほどです。
ご興味のある方、ぜひ一度営業に伺わさせてください。
変わり者ですが、あまり小うるさい事は言っていない。つもりです。
よろしくお願い申し上げます。
最後に、
油を切ったツナ缶にエクストラバージンオリーブオイルを注いで、オイルごと召し上がってみてください。
ビックリするほど美味しいですよ。
株式会社 il Bianco 加藤昭広