飲むオリーブオイルについて、前回の記事のあとも、引き続き1日に1,2件お問い合わせ頂戴しております。この話題に関しては、Facebookで広告を出した程度ですので、関心の高さが伺えます。
お客様にお話しているのは、飲むオリーブオイルを選ぶ時に一番大切なことは、オリーブオイルの鮮度です。とオリーブオイルの味の強弱は、産地の食文化に由来することが多いので、北イタリア沿岸で魚介類中心の食文化を持っている産地の品がマイルドで飲みやすいこの2点です。
飲むオリーブオイルに関しての詳しい事は、過去の記事ご参照ください。
オリーブオイルの物流方法、保管方法と劣化の関連性に関しては、こちらをご参照ください。
さて、何でオリーブオイルを飲むことが話題になっているかというと、
どうやら、最近テレビで「お通じによく効く」と取り上げられたからのようです。
なるほど。
あとオリーブオイルを飲んで効果があると言われているのは、数年前から言われているダイエット。それに加えて、実は、乾燥した季節の喉の保護にも役立ちます。乾燥して喉が痛い時は、ハチミツなどを使われる方も多いと思いますが、オリーブオイルの場合は、喉の滞留時間が長いようで長持ちします。昨年あたりから卸先のお店の方々にもお勧めしていて好評です。
さて、話を選び方に戻しましょう。「どのオリーブオイル飲めば良いか」「どの品だったら飲んでも大丈夫な品質か」恐らく皆さん選ぶのに悩んでいると思います。「最高級のオリーブオイルなら大丈夫だろうか」「人気のオリーブオイル」なら、と探されていると思います。無理も無いと思います。飲むことに慣れていない方(ほとんどの方ですよね(笑 )にとってエクストラバージンオリーブオイルと言えども油の一種と思えるでしょうし、それに日本に流通しているエクストラバージンオリーブオイルは、イタリア現地での状態に比べて劣化してしまった物が多いですから。
ご承知置きいただきたいのは、例え「色々な賞を受賞した最高級のオリーブオイルとしても産地の食文化が、肉食で濃い味を好むのなら、オリーブオイルの味も濃く強くなっている」ということと、温度管理しなければオリーブオイルは、遊離脂肪酸が増えたり状態変化してしまうということです。
「お客様は、飲まなきゃ違いが分からないだろうなぁ」と思いつつ、ずっと温度管理してきました。
飲み比べセットの販売も再開します。
ぜひお試しください。
株式会社 il Bianco 加藤昭広