イタリア人も、州や地域によってだいぶ気質が違います。
今度行くリグーリア州と、私が住んでいたトスカーナ州もかなり違って、水と油
先日ご紹介したFLOS OLEIというオリーブオイルの評価本というか鑑定本があります。
確か、この本に載るには鑑定料が必要だったはずなのですが、
トスカーナ州は、搾油所354カ所で、掲載している生産者は66社
リグーリア州は、搾油所158カ所で、掲載しているは、たった5社
搾油所(FRANTOIO)は、共同搾油所の場合もあるので、一概に生産者数とは言いがたいですが
リグーリア州は、生産者数生産量ともに、トスカーナ州の半分ですが、
掲載している生産者は、1/10以下
リグーリア州の人は、質実剛健というのか、「お金使ってでも、有名になって高く売ろう」という考えが無いのでしょうなぁ。
知り合いのトスカーナ州の人は、「あいつら頭が硬くていけねぇ」と言っておりましたし、知り合いのリグーリア人の人は、「トスカーナ州の連中は、”ずる賢い”から気をつけろよ」と言っておりました。
こんな調子だから、イタリアのサッカーは盛り上がると思うのです。
両方のオリーブオイルは、それぞれ個性と食文化の歴史を感じられて美味しいと思うのですが
それぞれの州の人は、いろいろと言っておりました。
外国人の私としては、微笑ましくも思ったりします。
株式会社 il Bianco 加藤