オリーブオイルの輸入物流方法について 15℃で管理されたリーファーコンテナ船便の品が入荷します。

15℃で管理された船便リーファーコンテナの品が日本に着きました。
私は、創業から59回目の輸入まで、全て航空便をしようしてきましたが
リーファーコンテナを使用するのは、2回目です。

昨年、円安とイタリア側の値上げでやむを得ず決断しました。
瓶詰め後に低温加熱殺菌をしている品と、レッチーノやフラントイオなど、
ポリフェノールが多く、抗酸化物質が多く耐性の強い品だけに使用しています。

リーファーコンテナで仕入れた品は、輸送方法欄に「定温輸送」とご案内しています。
お買い上げの際にご確認ください。

今回の船荷証券(BLと言います)8月2日(日)にジェノバを出て、9月12日(土)に東京港に着きました。一番下に「REEFER LCL 15℃」とありますが、これは15℃に管理されたリーファーコンテナを意味しています。

今回の船荷証券(BLと言います)8月2日(日)にジェノバを出て、9月12日(土)に東京港に着きました。一番下に「REEFER LCL 15℃」とありますが、これは15℃に管理されたリーファーコンテナを意味しています。


それでも、リーファーコンテナを使用するのは珍しい方だと、運送会社の方に言われています。

なぜ、そこまで温度管理にこだわるかと言いますと、イタリアの職人の人達に温度管理のことを教えてもらった事がきっかけです。裏付けとしては、オーストラリアの公的な機関が出したレポートがあります。

そして、温度管理されていない船便のコンテナ(ドライコンテナと言います)をなぜ使用しないかと言いますと、コンテナ内がとても高温になることがあるからです。これは、東京都福祉保健局 健康安全研究センターから出されたレポート「輸入食品の運送状況等実態調査報告」にも記されています。このPDFの6ページ目には「ドライコンテナをお使いの輸入者の皆様へ」というページもあり、注意を促しています。調査機関は平成17年4月から平成19年5月までですので、だいぶ前の話になります。

ドライコンテナは、確かに輸送コストが安いです。
輸入物流運賃の計算は、複雑なので単純比較は難しいのですが、私が通常仕入れる物量と商品内容から試算すると、ドライコンテナの費用はエアコン付きリーファーコンテナの1/4くらい。航空便に比べると1/10くらいの費用で輸送できます。

高温になると言っても、健康被害があるようなレベルまで温度が上がることは、ほぼないと思うのですが、風味は変わると思うのです。


それに、現在イタリアから日本へ船のの直行便がありません。
コンテナは、シンガポールや香港で日本行きの船に乗り換える必要があります。
長い時には1週間程度、シンガポールや香港の港の屋外に置かれているらしいのです。

友人のように接してくれているイタリアの職人さん達の品を、そのような過酷な環境下に置きたくありませんし
可能な限り、あのままの味でお客様へお届けすることが私の仕事です。

飛行機の場合は、フライト中に30℃になってしまうことはありませんので、一番安心です。

リーファーコンテナのことについては、また明日ご案内します。

さぁて、運びますか。
今回は、1トン無いので比較的楽です(笑)

株式会社 il Bianco 加藤

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。