オリーブオイルの輸入によく使われる船便
多くのヨーロッパからの食品はコンテナ船で輸入されています。
航路は、地中海を通って中東へ、エジプトのスエズ運河抜けてインド洋へと灼熱の地域を通り、東南アジアで船を乗り継いで約40日かけて日本に着きます。
オリーブオイルの輸入に適さない常温の船便
この航海の間、鉄の箱のコンテナ内は、載せてある場所によっては50℃以上になります。
コンテナにはエアコン付きのものもありますが、オリーブオイルの輸入については、ほとんど使われていません。理由は費用が数倍から10倍くらいになるのと、例え、ある程度高温になっても食べられなくなるほど劣化するのは稀だからだと思います。
しかし、温度が上がるとオリーブオイルは確実に劣化します。その劣化した味は、オリーブオイルを飲むと「油っぽい味」で感じます。鮮度が良いエキストラバージンオリーブオイルは、飲んでも油っぽさは全くありません。
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