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ありがとうございます。
オリーブオイルなど
イタリアから
美味しいものを
探してお届けする
ヒナタノというお店の
加藤と申します。
健康のために
オリーブオイルを
摂られている
お客様から
よく頂戴するご質問に
「加熱して大丈夫?」
というのがあります。
エキストラバージン
オリーブオイルは
熱に弱いと
言われていますからね
エキストラバージン
オリーブオイルは
だいたい
190℃まで耐えられます。
ですから
揚げ物にも使えます。
高温で揚げる
お料理には
ギリギリですけどね。
高温に耐えられると
言っても
成分的に
何か悪くならないか
劣化しないか
これも、
気になられると
思います。
ここが
オリーブオイルが
熱に弱いと
言われていることと
重なるのですが
エキストラバージン
オリーブオイルは
高温のところに
長時間置かれると
成分が変わります。
遊離脂肪酸と言われる
成分が増えてしまう
のですが、
その遊離脂肪酸は
味覚で
感じることができます。
「油っぽい味」
大雑把ですが
その味が
遊離脂肪酸です。
もともと
エキストラバージン
オリーブオイルは
油っぽくありません。
そのことは、
後ほどご案内するとして
その遊離脂肪酸と
言われる成分は
何かと申しますと
体に摂り入れた後
(食べたあと)
運動などで消費しないと
中性脂肪になって
体についてしまう
成分です。
「え、じゃあ
炒め物とかに
使ったら駄目?」
そう思われるかも
知れませんが
遊離脂肪酸が
増えるのには
時間も必要らしいです。
お料理程度の時間なら
遊離脂肪酸が増えること
無いらしいです。
私の取引先の
オリーブオイル生産者の
みんな言っていました。
このWEBサイトには
1社だけ掲載していますが
取引先6社の生産者
みんな同じように
遊離脂肪酸が増えるには
時間がかかる
お料理するくらいの
短時間なら大丈夫と
言っています。
でも、
コンロの近くとかに
ずっと置いておくと
駄目だと言うことでした。
こちらのグラフは
オーストラリアの
公的な機関の
研究データーです。
37℃の場合
遊離脂肪酸が
基準を超えるのに
半年程度かかります。
船で輸入する場合
輸入から店頭に
並ぶまで
最短でも
3ヶ月くらい
かかるので
実際は3ヶ月が
リミットですね。
もともと
エキストラバージン
オリーブオイルの味は
油っぽくありません。
口に含むと
多少の辛味苦味を
感じても
すっと飲めて
サラッと流れていく
「え、これが油?!」
そう思われると
思います。
ほんとうに美味しい
美味しいし体にいい
最高の食物油
もし、油っぽい
エキストラバージン
オリーブオイルを
召し上がったことが
おありでしたら
きっと
召し上がる手前で
長期間
温度の高いところに
あった証拠です。
でも、残念ですが
油っぽい
エキストラバージン
オリーブオイル
とても多いです。
理由はいろいろ
あるのですが
一番は
食物油には
温度管理が
大事だと
あまり知られていない
ことだと思います。
輸入に
最高50℃にもなる
エアコン無しの
コンテナが
使われていたり
国内でも夏場に
常温で運ばれています。
詳しくは以下の記事で
ご紹介しています。
よろしければ
ご覧になって
みてください。
オリーブオイルの品質や鮮度について
鮮度が良くて、飲んでも美味しいオリーブオイルとは、どんなものかを書きました。
「飲んでも良いオリーブオイルと駄目なオリーブオイル」
この下は
オリーブオイルについて
色々ご案内して
おります。
何かの
お役に立てれば
嬉しいです。
オリーブオイルについて、とっても詳しいお医者さんが書いた記事です。
「結局、オリーブオイルが最強の油である理由」
オリーブオイルの健康効果について、成分ごとに詳しくご案内した記事です。
健康に良いオリーブオイルの成分ごとに整理した健康への効果