豚バラとレンズ豆。材料入れて煮込むだけ。超簡単

とっても簡単なレシピです。材料入れたら煮込むだけ。でも、すっごく美味しい豚バラ肉とレンズ豆のレシピです。

イタリアの家庭でよく食べられているお料理です。

日本では、イタリア料理というと、とっても華やかなものが多いですが、イタリアの日常の食事は、ビックリするくらいシンプルです。でも、それが美味しいのです。

材料 (3,4人前)

  1. 豚バラ肉

    500gくらい
    スーパーで豚角煮用で売っている品です。イタリアには、骨付きバラ肉がスーパーで売っていて、それを使うと美味しく出来ました。日本のスペアリブとはちょっと違うお肉でした。

    日本の場合は、スペアリブの方が、コクが出るような気がします。その場合、調理中に出てくる油をこまめに取ってください。この料理は、見た目のボリュームの割には、あっさりしているのも美味しいポイントです。あと、スペアリブは、食べるところ少ないですね(笑)

  2. オリーブオイル

    このレシピには、味がしっかりしているオリーブオイルを使うと、美味しく出来ます。オリーブオイルの味は、やっぱりお料理には大事ですよね。

  3. ニンニク

    大きめのものを一かけ

  4. 玉ねぎ

    中から小さめのものをひとつ1/2個

  5. ブイヨン

    固形か粉末のブイヨンを溶かしたものを500ccくらい

  6. 乾燥レンズ豆缶詰でも良いですよ。

    150g

  7. 白ワイン

    50cc

  8. ナツメグ・月桂樹

    適量

つくりかた

とても簡単。豚バラの表面を焼き固めて、ブイヨンで煮込んでレンズ豆を加えるだけです。
コツは、ゆっくり煮込んであげること。

ホロホロにとろけるような一品になります。
できれば重めのフライパンをお使いください。
熱がまんべんなく行き渡りますし、具材を入れた時にフライパンの温度が下がらないので美味しくできます。

  1. フライパンをあたためる

    フライパンに潰したニンニクとオリーブオイルを注ぎ、火をつけます。
    きつね色になるちょっと前まで、弱火であたためます。

  2. 豚バラ肉を焼く

    中火にして、豚バラ肉を焼きはじめます。焼く面を入れ替えながら全体を焼き固めます。

  3. 強火にして白ワインを加える

    全体に焼き色がついたら、粗みじんにした玉ねぎを加え、玉ねぎが透き通ってきたら、強火にしてから白ワインを加えてアルコールを飛ばします。

  4. ブイヨンを加え、蓋をして煮る

    ブイヨンをひたひたになるまで加え、月桂樹2枚くらいとナツメグをすり下ろして、蓋をしてコトコト1時間から1時間半くらい煮ます。
    油が浮いてきたら、スプーンですくってください。浮いてきた油は、多少残っていても大丈夫。それも旨味です。

  5. レンズ豆を加えて煮る

    レンズ豆を軽く洗って、そのままフライパンに加え、更に1時間くらい煮込みます。レンズ豆が煮くずれたら出来上がり。

レンズ豆はイタリアでは金運がつく食べ物といわれています。
扱いはとても簡単。下茹でしなくてもOKです。軽く洗って、そのまま煮崩れるまで煮るだけ。
水煮の缶詰をお使いの場合も煮込んで煮崩れさせてください。

この料理、一工夫していろいろな食べ方があります。
ブロードの替わりに、トマトの水煮缶とローズマリーで煮込んだり、イタリアにいたときは半茹でしたパスタを加えたりしました。

簡単で美味しいのが一番! ですよね!
書いてたら、食べたくなったので久しぶりに作ろうかな。


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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。