ヒナタノのサラダに使う葉物の保存方法

普通のレタスは長持ちしますが、グリーンリーフやサニーレタスなどは、傷みやすいですよね。
溶けちゃったり、復活できないくらいシワシワになったり。。。

そのため、サラダを販売しているお店では、葉物野菜を食品添加物でコーティングしたり大量廃棄があると聞きます。

でも、私は

「食べ物を捨てない」
「化学的な物を自ら加えない」を大事にしています。

そのため、サラダを始めてから保存方法をたくさん試していました。

ネットに出ていたお勧め保管方法を試したら、葉っぱが真っ黒に溶けちゃったり、変色しちゃったり、たくさん失敗しました苦笑

今の方法に辿り着くまで約一年。
その保存方法をご案内させていただきます。
ご参考になれば嬉しいです。

ポイントは

・楊子を打って成長を止める
・葉は適度に乾燥させる
・キッチンペーパーを湿度調整のために使う
・50℃洗いで復活させる

です。

ご存じかも知れませんが、茎に楊子を入れると野菜の成長が止まります。

そして同時に変色のスピードも落ちるみたいです。

こんな感じで刺して、包丁などで釘を打つみたいにトントントン。

そして、大事なのが水分量の調整。

葉っぱが溶けちゃうのは、腐食するからです。
腐食には水分が必要なので、水分を出来るだけ減らします。

例えば、市場で買った時、葉っぱが濡れているようなら、水滴が無くなるまで冷蔵庫などで乾燥させます。
その時は、市場で巻いてくれる新聞紙も外します。

新聞紙は、お野菜を濡らしている状態になるので、レタス類の保存には向いてない気がします。


写真のように少し傷んでいるところは、予め取っておきます。
傷むきっかけになりますからね。


こんな感じで根元をペーパータオルで覆って、袋に入れておくのが良いと思います。

お店では無印良品の書類ケースを使っています。
これが、かなりの優れもの。ネット記事でみかけました。
・無印良品ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードタイプ・A4用


下にペーパータオルをひいて野菜を立てて入れます。
お野菜って、育った方法で保存するのが良いと聞きます。
葉物もキュウリも縦保存が良い。


この下にある穴がミソだと思います。

袋での保管の場合は、水分が底のペーパータオルに溜まるので、定期的にペーパータオルを交換する必要があります。
びしょびしょに濡れると水分過多で腐食の原因に。

この箱の場合、箱の中で湿気は下におりて、一番下のペーパータオルに溜まります。
そして、下から湿気が抜けてくれてペーパータオルの湿り具合が、いつも丁度良いです。


蓋には、お野菜が持っている水分が着いています。
でも、下から湿気が抜けているので、腐食しません。

それでも多少シワシワになるのですが、私は50℃洗いで復活させます。

50℃洗いについては、トモニテさんのYouTubeが簡単でわかりやすいと思います。
30秒ほどの動画です。

しなびた野菜が生き返る!?野菜の50度洗い

私は給湯器を50℃の設定にして、お湯を直接振りかけ一枚ずつ洗っていますが、手が熱いのでお勧めいたしません笑
一枚ずつ洗うのは、その方が葉物の持ちが良いからです。
それに一応コック経験者なので、この程度の温度は慣れています。

ご家庭では、召し上がる大きさにしてから50℃洗いすることをお勧めいたします。
その方が復活するスピードが速いです。

シャッキシャキになりますよ。

ヒナタノ加藤昭広

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。