アーティーチョークは、イタリアの食卓に欠かせない野菜です。
私もイタリアでレストランやピッツェリアに勤めていた頃、春から夏にかけて毎日仕込んでいました。
固い殻を手で剥いて、筋っぽい外側をナイフで面取り、アクが強かったので鋼のナイフだとすぐ真っ黒になりました。
さて、食べ方は、リゾットやパスタの具材に、肉料理や魚料理の付け合わせ。
日本の食材に例えると、タケノコのような位置付けだと思います。
さて、アーティーチョークの瓶詰めは、目にされた方やお試しになられた方もいらっしゃると思います。
ただ残念なことに筋っぽいものが多いような気がします。
アーティーチョークは、小粒なものほど柔らかくて美味しく貴重です。
なぜ貴重かと言いますと、大きく育てれば瓶詰めなどにした時かさが増えますが、
小さいうちに刈り取ってしまうと、美味しいけど生産性が悪いのです。
そのため、小粒のものは、イタリアではカルチョフィーニCarciofiniと呼ばれ別物扱いです。
写真のは、親指大で究極の小ささ、このお置きの場合は、全て手作業になります。
私は、 手摘みアーティーチョークのハートとして販売しています。
※もうちょっと商品名を工夫した方が良いような気が最近しています。
お召し上がり方は、そのままか、モッツアレッラとミニトマトでサラダ。
レモン果汁とも良い相性です。
イタリアでも、あまり見かけない逸品です。
オリーブオイル漬けですが、油っぽさはございません。
飲めるオリーブオイルと一緒に運んで、保管などの扱いも一緒です。
オリーブオイルは、ちゃんと管理してあれば、サラッとしているものなのです。
ぜひお試しを
株式会社 il Bianco 加藤 昭広