とびきりのお野菜を、特別な農園から(仕入先のお話しです)

三浦半島の食材は面白い

三浦半島って、小っちゃい半島なんです。
東京から車で1時間ちょっとの場所にあるんですけど、その気になれば、車で半日もあれば一周できちゃう大きさ。

でも、じっくり廻ってみると、色んなところに面白い食材がたくさん。

例えば、漁港が13カ所もあって、捕れるお魚も東京湾に面する東側と、太平洋に臨む西側、南側では全然違うんです。

シラスはもちろん、マコガレイ、タコ、きんめに伊勢エビ、テナガエビ(イタリアで言うところのスカンピですね)などなど。

半島先端の三崎港は、遠洋マグロ漁船の基地ですし。

私は、高校時代から大学3年まで、夏の間はアルバイトで、東京湾側にある柴漁港のスズキ漁の船に乗っていました。

10kg近い大物が捕れた時は、たまげました笑
豊かな海です。

ほかにも、真鯛や黒鯛、メバル、アジ、サバ、イワシ。

最近は温暖化の影響からか、投げ釣りでキハダマグロが釣れるとか、、

三浦半島には個性的な農園がたくさん

さて、お野菜で関東圏の方から知られているのは、三浦大根やキャベツあたりかも知れません。

でも、小さな面白い農家さんが沢山いるんです。
え?、なんで?、こんなところで、こんなお野菜が!みたいな。

そういうレアものは、それぞれの季節にスポットで仕入れさせていただくとして、主な仕入先として訪問させていただいたのが、こちらの鈴也ファームさん

・鈴也ファームさん食べチョクのページです。
https://www.tabechoku.com/producers/20806

・Facebookは、こちら。
https://www.facebook.com/suzunarifarm/

・鈴木さんのインタビュー記事もあります。
https://miurahanto-hyakkaten.jp/blog/blog_20201117

遠くに相模湾が見える高台にある畑。
いやー、良い畑です。

風通し、水はけ最高。加えて昔の人が整備してくれた地下水をくみ上げるシステムで、水の管理もバッチリ


写真は、鈴也ファームの鈴木優也さん100年続く農家さんの5代目です。

お話うかがって、思いっきり共感したのは「自然のまま」

規格外品って聞かれたことありますか?
曲がったキュウリとか、大きすぎる大根、二股に分かれたニンジン

その規格に合わせるために、間引きしたり、剪定したり。
それって、私もおかしいと思っていたんです。

それよりも大事なのは、美味しくて、力強くて、安心できるお野菜。
大事ですよね!

この私のイタリアの生産者さん達と”同じ匂い”がする鈴也ファームさんからのお野菜を、お店で使わせていただこうと思います。決まり!

ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。