オリーブオイルが美味しく摂れる簡単なお料理をご紹介します。

オリーブオイルを美味しく簡単に

健康のためにオリーブオイルを美味しく摂りたいけど、お料理法が今ひとつ思いつかない。
そんな方にお勧めしたいレシピをご紹介します。え、それだけ?と思えるものです。

簡単すぎて期待外れでしたら、ごめんなさい。

サラッとしていて美味しいオリーブオイル

 


 

オリーブオイルの簡単料理、ホウレン草の蒸し焼き

エキストラバージンオリーブオイル(エクストラバージンオリーブオイル)は熱に弱いという話を聞かれたことがありますか?
あれは誤った情報。以前ご紹介しました通りエキストラバージンオリーブオイルは190℃まで耐えられるので、揚げ物にも使えるほどです。

 

さて、一品目ホウレン草の蒸し焼きです。
準備するのは、
1.お鍋と蓋。少し厚手で熱が均等にゆっくり伝わるのが良いです。
2.ホウレン草
3.ニンニク
4.エキストラバージンオリーブオイル(エクストラバージンオリーブオイル)
5.塩

作り方
半分に切って芯を取ったニンニクを潰してお鍋に入れます。
そこにエキストラバージンオリーブオイルを大さじ2くらい加えて、弱火で火を付けて
ニンニクが色づいたあたりで、ホウレン草を束のまま茎の方から投入。
それから塩を軽くパラパラ、蓋して待つ。

蓋は少々重めの方が良いです。
そのまま3,4分くらいすると、ホウレン草の水蒸気が出てきます。
出てくる量が減ってきたあたりで蓋を取ってみてください。ホウレン草の水分で蒸し焼きになっているはずです。
味見して塩を整えて、お好みの硬さまで弱火で火を入れ続けてできあがりです。
イタリアの食堂で時折見かける付け合わせです。

そのままお皿に山盛りでは、あまりにもなので形を整えてみました。

そのままお皿に山盛りでは、あまりにもなので形を整えてみました。

 

 


 

イタリアのホウレン草のお浸しは、オリーブオイルをかけて

イタリアにもホウレン草のお浸しによく似た料理があります。
ひとつだけ大きく違うのは茹で時間。日本では1分くらいさっと火を通すだけですが、あちらの人にとっては、その状態は”生野菜”だそうです。彼らは、完全に形が崩れて、繊維質だけになるまで10分以上茹でます。完全な別物ですが、それにエキストラバージンオリーブオイルをかけて食します。

 


 

もっと簡単なオリーブオイルの料理。茹でるだけ

もっと簡単な品です。キャベツのボイル

用意するのは
1.お鍋
2.キャベツ
3.エキストラバージンオリーブオイル
4.塩
5.ポン酢か、バルサミコ

作り方
お湯を沸かします。沸騰したら1%くらいの塩分になるように塩を入れます。ちょうどパスタの塩加減と同じです。
キャベツを入れて、2~3分。春キャベツなら1分くらい茹でます。
ザルに揚げて水気を切ってから、エキストラバージンオリーブオイルとポン酢かバルサミコを加えて出来上がり

オリーブオイルは、オリーブの実のジュース

※このレシピの写真は、頑張っても美しく撮れなかったのでありません。すみません。。

強めの塩で茹でてエキストラバージンオリーブオイルをかけるだけ。というのはカリフラワーやブロッコリーでもできます。
いろいろ試してみてください。

ホウレン草のレシピも、このキャベツのレシピも一番大事なのは、鮮度の良いエクストラバージンオリーブオイル(エクストラバージンオリーブオイル)を使うことだと思います。鮮度が良くて本物なら、ジャブジャブかけても油っぽくなりません

 


 

オリーブオイルで簡単に作れるお料理(その1)のまとめ

イタリア料理は、素材、塩、鮮度の良いエキストラバージンオリーブオイル。この3点が基本だと思います。
胡椒はルネッサンス期にフィレンツェでは使われていましたが、ほかの地方では伝統的なレシピに登場しません。
毎日の事ですからシンプルが一番ですよね。

ご参考になるようでしたら嬉しいです。

hinatano 加藤 昭広

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。