良いオリーブオイルだけにある健康への効能

エキストラバージンオリーブオイル

良いオリーブオイルだから期待できる健康への効能とは

良いエキストラバージンオリーブオイル(以下オリーブオイル)とは、どのようなものか。
オリーブオイルは健康への良い効能があるのをよく見かけますが、偽物オリーブオイルも多いという話もあります。

健康への良い効能を期待できる良いオリーブオイルとは、どのようなものか

 


 

良いオリーブオイルとは、元々あった健康への効能が劣化していないこと

オリーブオイルが、健康に良い効能があることは良く知られています。

オリーブオイルには、健康への効能ができる良いポリフェノールがたくさん含まれていたり、オリーブオイルの主成分のオレイン酸は、悪玉(LDL)コレステロールだけを減らすなど、健康への良い効能がたくさんあります。

でも、これら本来、オリーブオイル持っているはずの健康への良い効能が、失われたり変質してしまっているオリーブオイルが多いのも事実です。ですから、本当に健康に効能がある良いオリーブオイルとは、できるだけオリーブオイルの産地や工房と同じ鮮度のオリーブオイルだと思います。

オリーブオイルの保存タンク

例えばオリーブオイルは、搾る時に熱が加わらないようにオリーブオイル生産者は細心の注意を払って搾ります。温度は概ね30℃以下。それを30℃を遙かに超える温度の中で運んだり保管したら、遊離脂肪酸が増えたり酸化物質が出来たりして、オリーブオイルの健康への良い効能は失われるか変質します。

関連記事:オリーブオイルが熱によって劣化する(ピロフェオフィチンa編)

 


 

健康へ良い効能があるオリーブオイルも扱い次第で

オリーブオイルを温度管理した輸入・販売を思いついたきっかけは、食材問屋に勤めたときです。
オリーブオイルが置かれていた倉庫は、全く温度管理されて無くて、冬は固まり夏は30℃以上。
調べると、輸入も場合によっては60℃近くまで温度が上がる輸入方法が主流でした。

でもイタリアのオリーブオイル生産者から教えてもらったら、それらは品質のためにはやってはいけない事でした。
その時初めて、同じオリーブオイルでもイタリアと日本で味が微妙に違う理由を理解しました

 


 

健康に良いオリーブオイルの効能、目的別に味のタイプを選ぶ

健康への良い効能を期待したいオリーブオイル。その健康への効能別にオリーブオイルを選んでみたらいかがでしょう。

健康に良いオリーブオイルのポリフェノールを摂りたいのなら、辛味苦味が強いタイプのオリーブオイルになります。

飲むオリーブオイルなど毎日続ける健康法や、オリーブオイルの強い味が苦手でしたら、マイルドでフルーティーな味のオリーブオイルはいかがでしょう。このタイプのオリーブオイルは、魚介類料理にあうと言われているオリーブオイルです。

どんな味のオリーブオイルも主成分は健康に良いオレイン酸ですので、オレイン酸の効能は期待できます。

追いオリーブオイル

 


 

まとめ 良いオリーブオイルだけにある健康への効能

1.健康に良い効能がある良いオリーブオイルとは、本来オリーブオイルが持っている健康への効能が失われて無いこと。
大事に温度管理していたり、オリーブオイルをお届けするまでに関わる人の仕事が影響すると思います。

2.期待したい健康への効能別にオリーブオイルの種類を変えるのはいかがでしょう。
ポリフェノールの効能が欲しければ、辛味苦味が強いタイプのオリーブオイル。毎日続けて飲むや強い味が苦手でしたら、マイルドでフルーティーな味のオリーブオイル。

両方のオリーブオイルとも、主成分はオレイン酸なので、オレイン酸の健康への良い効能は変わらず摂れます。

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。