オリーブオイルをトマトと美味しく食べる方法についてご案内します。

オリーブオイルとトマトと言えばカプレーゼ
イタリアにいる頃の拙宅の食卓。この段階では、まだ食べません。

トマトとオリーブオイルと言えば、やっぱりカプレーゼ。

カプレーゼに飽きて、新しいレシピを探されていたのなら、ぜひご一読ください。
カプレーゼって実に色々なアレンジができるのですよ。

 

カプレーゼの主役は、モッツアレッラでもトマトで無くオリーブオイルです。

オリーブオイル屋のセールスとお思いにならず、ぜひあと少し。すごく美味しい食べ方です。
モッツアレッラチーズとトマトを挟んで、バジルやオレガノを散らしますよね。
そのあと、塩を振ってからオリーブオイルをかけて、すぐには食べないのです。

5分10分と待つと、トマトの果汁にモッツアレッラチーズのジュース、オリーブオイルにハーブが混ざってきたら、お召し上がりください。はい、お皿に残ったドレッシング状になっているオリーブオイルもパンで召し上がってください。以前の記事にもご案内した通り、オリーブオイルと塩と野菜のドレッシングは、お皿の中で産まれます。

このオイルが、カプレーゼの一番美味しいところです。
もちろん新鮮で油っぽくないオリーブオイルなら、ものすごく美味しいです。

以前、都内でイタリア料理店に入ったとき、カプレーゼを注文しました。ちょうど隣の席の女性二人連れのお客さんも召し上がっていたのですが、トマトとモッツアレッラを召し上がったら、お皿を下げてもらっていました。「もったいないなぁ」と思って、私はお皿に残ったオイルを食べたら納得。だいぶ傷んでいたオイルでした。

まだ、オリーブオイルとカプレーゼの一番美味しいところを召し上がってない方が多くいらっしゃいますね。きっと。

カプレーゼ南イタリア、オリーブオイルがお皿に溜まっています(笑)
南イタリアの食堂でいただいたカプレーゼ、このお店のは、トマトの量が少ないと言いますか、モッツアレッラチーズが巨大でした(笑)それにケッパーとオレガノでアレンジしています。お皿に溜まっているオリーブオイルは、ものすごく美味しかったですよ。

 

モッツアレッラチーズの話を少し。

とあるメーカーのモッツアレッラチーズを、ある特定のお店で買うと「蒸れた臭い」がいつもしておりました。ほかのお店で同じモッツアレッラチーズを買うとそんなことはありません。同じような経験お持ちですか?

モッツアレッラチーズは、そのような臭いがしないのを知っていましたので、私は洗って使っていました。メーカーの方に話を聞く機会があったのですが、温度管理が悪いのが原因のようでした。

こういう経験があるので、私は自分の目の届く範囲でしか商品をお送りできないのです。。。

 

カプレーゼのアレンジ方法はたくさんあります。

シンプルゆえに、たくさんアレンジ方法があります。
・バジルの換わりにオレガノを使う、
・ケッパーを刻んで加える、
・アンチョビを刻んで加える、
・ジェノベーゼペーストをオリーブオイルで伸ばして、かるく振りかける。
・あるいは、オリーブオイルの種類も時々替えてあげると、味が変わって面白いですよ。

 

まとめ トマトとオリーブオイルを美味しくいただけるカプレーゼのまとめ

一番大事なのは、まず塩を振ってからオリーブオイル。先にオリーブオイルをかけるとトマトとモッツアレッラチーズが、オイルでコーティングされてジュースが出てくるのに時間がかかります。トマトとモッツアレッラチーズとオリーブオイルで出来た最高のジュースは、一番美味しいところです。残さずどうぞ。

hinatano 加藤 昭広

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。