美味しいオリーブオイルとは、
美味しいオリーブオイル。探されていると思います。
オリーブオイルもマイルドだったり、苦み辛みが強かったり味わいは様々。
でも、美味しさのために大事なことははただ一つ。鮮度だと思うのです。
鮮度の良い美味しいオリーブオイルを日本へ運ぶには、
やっぱり航空便輸送が最適。
極端に苦かったり辛かったりしなければ、いろいろなタイプのオリーブオイルは、鮮度さえ良ければ、みなそれなりに美味しいのです。エクストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実を搾っただけの生ジュース。生鮮食品のようなものと私は考えています。
ワインなどで、イタリア現地でいただいたものと、同じものを日本で試したら味が違うような気がする。
こんな経験お持ちじゃ無いですか?
空気や水、雰囲気もあるのでしょうけど、きっとこれも鮮度だと思うのです。
他にも温度管理して輸入する方法として、冷蔵コンテナ(リーファーコンテナ)があります。
ハムやチーズ、ワインなどは、これを使って輸入されている会社さんも多いです。
確かにちゃんと温度管理されています。でも、冷蔵庫は機械ですから壊れることもあります。
それに、イタリアから日本の倉庫まで、詳細な温度履歴を開示してくれる運送屋さんがほぼ無いのです。
温度管理に失敗しても、チーズやハムなら傷んでいるか見て分かると思うのですが、オリーブオイルは、外から見ただけでは中身が分からないのです。全部開封して味見するわけにはいきませんからね。
実は、過去2回だけ15℃に管理されたリーファーコンテナを使ったことがあります。
その時、ブルーナのオリーブオイルに一役買って貰いました(笑)
私は80回ほどイタリアから輸入しているのですが、過去に二度だけ瓶詰めや、濃いめのオリーブオイルを輸入する際にリーファーコンテナを使ったことがあります。そのとき、荷物の隙間にこのサイトに出ているブルーナのオリーブオイルの小瓶を入れておきました。日本に到着したとき、その小瓶のオイルを飲んで、商品が傷んでいないのを確認しました(笑)
飛行機の貨物室は、飛んでいる間は高温になることはありません。
イタリアと日本の空港など地上の気温をWebで調べたり、保冷トラックを使ったり、夏場の間は仕入をしなかったりして航空便だと温度管理は完璧にできます。それに一番大事な「時間」を稼げます。船なら最短で2ヶ月ちょっと。飛行機は12時間くらい。問題はコスト。ものすごく高価なので自分で通関作業をして原価と売価を下げています。
まとめ、美味しいオリーブオイルをお届けするには航空便が一番。
あと鮮度のバロメーターになるのは、賞味期限。こちらは以前の記事でご紹介したように1年程度賞味期限が残っている品が目安になると思います。
同じ記事内でご紹介したのですが、普通のオリーブオイル生産者は、瓶詰め後18ヶ月で賞味期限を設定します。今日入れたブルーナ以外のオリーブオイルは、概ね賞味期限2017年の11月から12月
ブルーナのおじさんは、搾ってから18ヶ月で設定してくるので、今日入ったのは残りの賞味期限ちょうど一年。今年の1月に搾った品です。「うちのは賞味期限が過ぎても美味しいから、お客さんにそう伝えなさい」と言われておりますが、(苦笑)
はてさて、どうしよう。
hinatano 加藤 昭広