イタリア旅行でオリーブオイルを手に入れる方法

イタリアで本物のオリーブオイルを味わう方法

イタリアへ旅行。オリーブオイル好きな方なら特別な機会になると思います。
でも気をつけないと結構まがい物が溢れています。
どこで味わえるか、買い方から日本への運び方などご紹介します。

イタリアでオリーブオイルを買う場所

イタリアならどこでも本物の美味しいエキストラバージンオリーブオイルが置いてあるかというと。
結構そうでもありません（苦笑）

イタリア人も外国産のオリーブオイル（スペインやトルコ）が混ぜられている品を買わされております（苦笑）
ただ、そういう品は、スーパーマーケットの格安品が中心です。

スーパーマーケットにも地物産の少し高めのオリーブオイルのコーナーがあり、そこに置いてある品は、まず本物のエキストラバージンオリーブオイルになります。普通の旅行の場合、なかなかスーパーマーケットに行かれないかも知れません。イタリアのスーパーマーケットも観光エリア外に出店している場合が多くなっております。そんな時はどこで買うのが良いかと申しますと「酒屋」です。

フィレンツェ、ポンテベッキオ近くにあるスーパーマーケットCONARDのワインコーナー品物は普通で、値段は高め。ここでもトスカーナ州産で高めのお値段でしたら本物のエキストラバージンオリーブオイルが買えます（置いてあった記憶があります。）正面の写真が無くて申し訳ありません。

主にトスカーナ州の話になりますが、ワインの生産者がオリーブオイルも兼業している場合が多いです。
そのため酒屋にワインと一緒にオリーブオイルが売られている場合があります。この手の品は本物です。

観光エリアの酒屋で売られているオリーブオイルのリスクは、本物偽物よりも価格です。
同じ品が郊外のスーパーマーケットで3割程度安く売られている場合がありますが、偽物を買ってしまうより良いと思いますがいかがでしょう。

でも、重要なのはちゃんと遮光ボトルに入っていることです。イタリアにも可愛い透明ボトルに入っているお土産用オリーブオイルはたくさん売っています。透明ボトルは光でオリーブオイルを傷めてしまっています。

フィレンツェのレストランは観光客向け。川を渡るか郊外へ行かねば

フィレンツェは国際的な観光都市。そのため中心部にあるレストランは観光客向け。
駅周辺や観光客で溢れているような場所にあるお店に入ると、日本のイタリアンファミレスの方が美味しいと思える料理が出てくるか、料理はまぁまぁでも値段が倍だったりします。

私が最初に行った20年前はちょこちょこ地元の人向けのお店があったのですが、だいぶ少なくなりました。今はアルノ側の向こう側で更に離れた所。あるいはVialeと呼ばれる6車線の環状線の外側に行かないと良心的な店には出会えなくなっています。

それでも行きやすい場所にあって良心的なお店を二軒ほど

Trattoria Sabatino
所在地： Via Pisana, 2/red, 50143 Firenze, 電話： +39 055 225955

Home

一家で営んでいる食堂です。働いている人をよくみると顔が一緒の方が何人か（笑）
メニューはシンプルなものばかりなので、華やかなイタリア料理では無いのですが、安くて美味しい食堂です。

Trattoria Bordino
所在地： Via Stracciatella, 9/r, 50125 Firenze, 電話： +39 055 213048
以前友人が働いていたお店です。昨年も行ってみたのですが変わらないままでした。レジに座っているおじさんがオーナー。あのひとの頑固さが観光客向けのお店になっていない理由なのでしょう。
http://www.trattoriabordino.it/home.html

ボルディーノでの夕食。
牛肉のタリアータは、炭火の香りが良かったです。変わらないないというのは嬉しいですよね。

イタリアで買ったオリーブオイルを日本へ運ぶ方法

さて、日本へ運ぶ方法ですが、普通郵便で送るのは止めた方が良いと思います。日本と違って郵便は無事着く方がラッキーというお国柄です。私も何度か品物が行方不明になりました。

郵便局からなら、日本のEMSのような特別な郵便か、DHL、あるいは最近はヤマト運輸も国際便サービス始めています。これらは航空便になるのですが送料は1kgあたり1,200円以上してしまいます。

私が使用している業務用の航空便なら、ここまで高価では無いのですが、トン単位の物量が必要ですし。これら宅配便は、通関費用も込みなので致し方無いかも知れないです。