イタリアの空港こぼれ話

ヒナタノでは、会員の方向けに毎週日曜メルマガをお送りしています。
その記事の中から選んで「メルマガ アーカイブ」としてご紹介させていただきます。

配信記事から少し加筆修正してあります。
そして、聞いたり見たりしたお話しを、”私の主観”で書いております。
すみません!

イタリアを揶揄しているようにも読み取れてしまうかも、知れません。
ごめんなさい。

でも、私、イタリア大好きなんです。笑

・2021年3月21日配信メルマガのあとがき

【イタリアの空港こぼれ話】

私の仕入れた商品は、ミラノまで届けば、ほぼ確実に日本に届きます。

コロナ禍で航空便が少ない中、お世話になっているイタリアの輸送会社が、便をアレンジしてくれて感謝の気持ち一杯です。

実は、今、私の品々は、イタリアからでは無くて、ドイツかベルギー発のANAで運んでいます。

イタリアの空港は、発送待ちの荷物が山盛りで、無茶苦茶な状態らしいんです。

コロナ禍で、働く人数減らしているのに、荷物の受け入れはコロナ禍前のまま。
だったら、こうなっちゃいますよね。

でも、イタリアの空港が、イタリアの国際的信用度を下げているのは、ずっと前から。
盗難は日常茶飯事。

極めつけは、「キャリーケース10,000個山積み事件」

10年くらい前だったと思うんですけど、ある日、空港労働者がストライキを始めました。

換わりに、管理職の人が荷物の仕分けをしたのですが、何しろ不慣れで、かつ、人数も足りない。

でも、航空機の受け入れは通常通り。(今の事態とそっくり)

それで、飛行機の出発に間に合わなかった荷物が、ひとつ、またひとつ。と空港に残り、とうとう数え切れないくらいに。

新聞によると、その数は1万個とも2万個とも。

まぁ、ここまでは、良いんです。イタリア的には。
よくある話し(笑)

問題は、その次。

山積みにしたキャリーケースの扱いが雑だったので、タグ(荷札)が取れちゃった。

はい、「何処へ送ったら良いのか」「誰の物かも分からない」キャリーケースが、1万数千個も山積みになっちゃったんです。
それも、かなりの数が屋外で野ざらし(苦笑)

あの荷物の山。どうなったんだろう(苦笑)

イタリア旅行が再開されても、大事なものは機内持ち込みをお勧めいたします。

それでは、本日も良い日曜をお過ごし下さい。

いつもありがとうございます。

ヒナタノ 店主 加藤昭広

ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。