いつもありがとうございます。
本日のお題はこちらのグリーンオリーブ。
とても美味しいのですが、サイズが少し小さくなった(と言っても1cm程度ですが)のと食べごろになったので、美味しいタイミングで召し上がりいただきたいと思ってクリアランス商品としてお出ししていたのですが、商品説明があまりにも不足。詳しくご案内します。
Webショップの店長としては、まだまだです。申し訳ございません。
オリーブの品種は、南イタリアプーリア州でよく見られる”ベラ ディ チェリニョーラ”bella di cerignolaという名前です。cerignolaという街がありまして、その美しい街にちなんだ名前のようです。
今の品は大きさ3.5cmくらいなのですが、一昨年までは4cm以上が平均で、そのサイズの品も入荷することがあります。
サイズが安定しないので、卸のお客様にお送りするわけにはいきませんから直接販売だけにしたのですが、卸売り用に少々多めに在庫を抱えている。という事情もございます(苦笑)
写真の以前の品は、カレー用のスプーンに2個のせるのがやっとの大きさでした。
さて、話をオリーブに戻しましょう。
このオリーブは、マリナコロンナ社の自家製です。この会社の農園には23種類のオリーブがありまして、そのうちの一つです。ちょうど今頃は、このオリーブが鈴なりに実っている頃です。
何度か見たことがありますが、圧巻です。
この写真で伝われば良いのですが。
味わいは、ほとんどフルーツ
このあとご案内しますが、鮮度が良いので変な味がしません。
鮮度が良いのでハーブを加えて味を誤魔化すような事をしなくて良いのでとても自然な美味しさです。それに食感。オリーブの実がお嫌いな方は、”あのローソクを食べているような、なんとも言えない食感が嫌い”と言われる方がいらっしゃいますが、この品は大丈夫です。
ただし、開封後は1ヶ月程度以内にお召し上がりください。蓋が開いて圧力が抜けるせいか、だんだん食感が悪くなります。
この品の美味しい理由は”鮮度”
「瓶詰めで鮮度って重要なの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、重要です。
1.オリーブの実は、収穫してからどんどん酸化が進みます。つまり、どんどん美味しくなくなってしまうということです。
マリナコロンナ社は収穫してからすぐに漬け込み作業を行います。数年前までは、農園の近くの自社の工房で行っておりましたが、最近近くに良い委託先の工場が出来たらしく、今はそちらで加工しています。
2.オリーブオイルと同じように温度管理して輸入しています。
「瓶詰めは保存食だからそこまで気を遣わなくても」そう思われるかも知れませんが、輸送品質は極めて重要です。例えばですが、ものすごく高級でフルーツのような梅干しの瓶詰めを、50℃以上の環境に2週間以上置いておいたら味がおかしくなると思われませんか?
時折、グリーンオリーブの塩水漬けをご覧になることもあると思いますが、比べて見てください。この品は、付け汁が透明ですよね。何の劣化もしていない証拠です。
今の在庫品は飛行機で輸入しました。
ぜひぜひお試しください。
株式会社 il Bianco 加藤昭広