平成27年9月27日(日)陸路フィレンツェからジェノバ経由でインペリアへ

10月3日(土)までの発送休止、
お客様には、ご迷惑おかけして申し訳ございません。
ただいま、イタリアは朝6時半、日の出はまだです。
美味しくて、体に良い、オリーブオイルを探しに来ております。

9月26日(土)夜、飛行機が遅れて日付が変わる頃にフィレンツェに到着しました。

フィレンツェ駅前のサンタマリアノヴェッラ教会です。深夜着と宿が少々暗い通りに面していることを知っていたので、ちょっとマズイかなと思っていたのですが、土曜の夜と言うこともあり人がたくさんいて助かりました。

サンタマリアノヴェッラ教会です。深夜着と宿が少々暗い通りに面していることを知っていたので、ちょっとマズイかなと思っていたのですが、土曜の夜と言うこともあり人がたくさんいて助かりました。

翌朝、フィレンツェ人の相方、ジャンルカと簡単な打ち合わせをして、陸路インペリアに向かいました。
ジャンルカ曰く「インペリアに電車?」「そうなんだよねぇ、7時間かかるよ」と私。
ジャンルカは笑って帰っていきました。

そうなんです、インペリアは、フィレンツェから車で4時間ですが、電車だと6~7時間。交通の便が悪いのです。
ともあれ、日曜日の早朝、ジャンルカ、ありがとう。

朝のサンタマリアノヴェッラ教会。この町の教会は実に美しい。

朝のサンタマリアノヴェッラ教会。この町の教会は実に美しい。

さて、イタリアを訪れた方は、ご存じだと思いますが
この国のシステムは、実に非効率で時間がかかります。
まず、朝一番に切符の手配。

いつもの通り並んで20分ほどいたら、なにやらみな手に整理券を持っている。
よく見ると、おばちゃんが列の横のブースに座っている。
インフォメーションの人と思っていたら、どうやらこの人が整理券を発行しているらしく頂戴して列の最後尾へ。
はい、微妙に不親切なのもこの国のシステムの特徴です(笑)

電車の切符です。乗り換え時間や所要時間など手書きで書いて丁寧に説明してくれました。

電車の切符です。乗り換え時間や所要時間など手書きで書いて丁寧に説明してくれました。

切符購入時には、乗り換え時間や方法を詳しく説明してくれます。それに、「このスケジュールは乗り換え時間が14分しか無いから、早めの電車も使えるわよ」などお勧めしてくれたり丁寧に。こういうホスピタリティは、いつ来ても良いです。

2015-09-27 09.56.15

さて、早めにきたけどお勧めの電車を見つけられず(これは私のミスですが、よくあること(笑))
フィレンツェから西へ、最初の乗り換えPISA。
そこから、ジェノバへインターシティーという電車。日本で言うところの在来線の特急のようなものでしょうか
ジェノバへ無事到着。ここまで250kmを約4時間

ジェノバの乗換駅。電車の車窓から町並みを眺めていましたが、エリアによってはものすごく綺麗な町並みが多々あり、一度訪れてみたくなりました。こういうところは電車の旅は良いですね。

ジェノバの乗換駅。電車の車窓から町並みを眺めていましたが、エリアによってはものすごく綺麗な町並みが多々あり、一度訪れてみたくなりました。こういうところは電車の旅は良いですね。

ここでの乗り換えは、30分ほどあるので軽く昼食。
と行ってもパニーノです。でも、こういう普通のものが、もの凄く美味しいのがイタリアの好きなところです

生ハムとモッツアレッラのパニーノ(サンドイッチ)にビール。しめて8ユーロ(1,100円)なり

生ハムとモッツアレッラのパニーノ(サンドイッチ)にビール。しめて8ユーロ(1,100円)なり

さて、ここからが長い!

イタリア版ローカル電車の旅

イタリア版ローカル電車の旅

わずか113kmを3時間かけて走ります。それもそのはず、かなりの区間が単線。走っているより通過待ちの方が長い。もうすぐ10月なのに水着の人がいるビーチを左手にみつつ、ひたすら海沿いを走って、それでもって到着しました。インペリア。ここまでくると東洋人は珍しいので色々な人からチラチラ見られます。

タジャスカオリーブオイルの町インペリア、ポルトマウリーツィオ駅

タジャスカオリーブオイルの町インペリア、ポルトマウリーツィオ駅

駅から歩いて10分の、すこし港が見える宿に到着しました。
今日は、これからブルーナの親父さんに会いに行きます。
去年不作で大変だったらしいので、心配しておりました。

港に停泊しているクルーザーの大きさ。あれは横浜港の観光クルーズ船並みの大きさだけど、きっと個人所有(笑)

港に停泊しているクルーザーの大きさ。あれは横浜港の観光クルーズ船並みの大きさだけど、きっと個人所有(笑)

と、ブログを書いている時に、明後日から予定していたフィレンツェの宿が水道トラブルのため予約キャンセルの連絡。これだからイタリアの旅は面白いです。いや、ほんとに

株式会社 il Bianco 加藤

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ヒナタノ店主・加藤 昭広

おいしいもので喜んでいただくことが大好きです。おいしいものを探してイタリアへ移住。気がついたら仕事になっていました。
自他ともに認めるオリーブオイル ヲタクです。
このブログでは、おいしい話しやイタリアの職人さんたちから聞いた小ネタを紹介しています。